最近の就職環境
企業調査の結果をもとに、
就職環境を確認しておきましょう。
01企業の採用意欲は回復傾向
「COVID-19」の流行によって空前の売り手市場から転換した新卒採用市場が回復の兆しを見せています。株式会社ディスコが2024年卒の採用見込みについて調査すると「増える見込み」(16.5%)と「2023年卒並みの見込み」(56.7%)を合わせた70%を超える企業が2023年卒以上の採用人数を予定していました。
ただし、企業の採用意欲が旺盛であることと、学生個人が希望通りに就職できるかは別のことです。企業は採用人数を充足するだけでなく、求める人材を採用したいと考えています。職業観の醸成や就職へのしっかりとした準備を行う学生と、準備不足の学生との二極化が進むことは間違いないでしょう。こうした先行き不透明な時こそしっかりと情報をキャッチし、自分を見つめ直して就職活動に臨みましょう。
02早期化する就職活動
2024年春に入社する大学生の就職活動については政府が定めたルールにより、採用広報の開始が3月1日、選考活動開始は6月1日となりました。2023年までのルールを維持するということです。
しかし、このルールに強制力はなく、活動の早期化は避けられないものとみられています。企業にとっては優れた人材の確保もまた競争であり、他社に後れをとるわけにはいかないといった実情があるのです。
実際、株式会社ディスコが行った企業調査では2023年3月卒業見込者の採用について3月に面接を開始した企業が最多。6月以降と回答した企業はわずか10.2%でした。なかには2月以前から開始した企業もあります。
政府が定めるルールは2022年9月時点のもので、社会や企業経営の実態を考慮して常に見直しが行われています。大学やメディアの情報に気を配り、志望企業の動向をしっかりキャッチして、就職活動を進めることが大切です。
03オンライン利用の加速
会社説明会や面接でも、オンラインの利用が高まっています。調査によると、オンラインと対面の割合は企業により異なるものの、「自社セミナー」では87%、「個人面接」でも67.8% の企業がオンラインを利用した(予定も含む)と回答しました。「いずれもオンラインでは実施しない」と回答したのはわずかに8.1%でした。通信環境など、オンラインの注意点もあるので、しっかり準備しておきましょう。
04多様化する企業の採用手法
企業は、「インターンシップの実施・見直し」や「採用活動のオンライン化」など、学生との接点を拡大する採用手法を模索しています。就職情報サイトや大学の求人票に加えて、自社サイトやSNS を通じて学生に情報を発信し、コンタクトを取る「ダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)」などを行う企業があります。
また近年は「ジョブ型採用」を進展させるなど採用に関する考え方を大きく転換する企業もあります。志望企業がどのような採用方針で活動しているか、しっかりと確認するようにしましょう。








