Lesson17

さまざまなメディアからの情報収集

就職支援課をはじめ、会社案内、就職情報誌、新聞など、情報源はたくさんあります。

1就職支援課

就職支援課には、就職活動報告書、就職情報誌、会社案内など、就職に関する情報がたくさんあります。「就職活動報告書」からは先輩の経験に基づく貴重な情報が得られますので、必ず目を通しましょう。

2就職活動報告書

セミナー、OB訪問、説明会、試験から面接まで各項目にわたってどのようなことが行われたのかを紹介しています。所属キャンパスの就職支援課で閲覧できます。 ※2021年3月時点の様式です。

  • ①内定までの経緯
  • ②説明会・会社訪問
  • ③論文・作文
  • ④語学関連
  • ⑤筆記試験
  • ⑥適性検査
  • ⑦専門試験
  • ⑧グループディスカッション
  • ⑨面接
  • ⑩感想や印象に残ったことなど

3新聞

テレビ欄しか見ていなかったあなたも・・・

新聞は就職に役立つ情報の宝庫。ただし使いこなすにはちょっとしたコツが必要です。自分に合う効率の良い読み方をマスターしましょう。

就職活動の強い味方「日本経済新聞」

ほかの新聞に比べ経済記事が充実している日経からは、就職活動に有利な情報を多く得ることができます。読み始めのころは読むのに時間がかかってしまい、途中で挫折してしまうケースも多いようです。まずは紙面構成をしっかりと把握して、必要な情報だけをピックアップするよう心がけてみましょう。

自分に合った「スタイル」で効率良く情報をゲットしよう

新聞を隅から隅まで熟読する必要はありません。重要なのは、どれだけ有益な情報を拾い集めることができるかなのです。
新聞の読み方は人それぞれ。自分にとって一番読みやすいスタイルを見つけることが大切です。

日本経済新聞の紙面構成

【一面】【総合・政治面】【総合面】
経済・政治の大きな流れを知ることができる。

【経済面】【国際面】【企業面】【地域経済面】
テーマ別に、より掘り下げた経済ニュースを読むことができる。

【マーケット総合面】【証券面】【家計面】【資産運用面】【マネー面】
株価をはじめとするマーケットの動向をとらえることができる。

【科学面】【社会面】【文化面】【コラム】
経済・社会をさまざまな角度から理解することができる。

4情報収集(情報誌・書籍・データベース他)

【就職情報誌】

数多くの企業情報・採用情報が分かりやすくポイント別に紹介されており、就職活動のツールとして役立ちます。企業の情報収集は、厳しい就職戦線を乗り切るためのカギとなります。情報誌をうまく使って各企業や自分が行きたい業界の知識を豊富にしましょう。

【企業研究のための情報誌】

自分が応募する企業や業界のことを事前に調べる「企業研究」は、入社意欲を最重視する企業においてとても大切なことです。目指す企業のさまざまな情報を知っておきましょう。

  • ①会社四季報(東洋経済新報社・季刊)
  • ②会社四季報未上場会社版(東洋経済新報社・年1回)
  • ③会社四季報業界地図(東洋経済新報社・年1回)
  • ④就職四季報(東洋経済新報社・年1回)
  • ⑤日経業界地図(日本経済新聞社・年1回)
  • ⑥帝国データバンク会社年鑑(帝国データバンク・年1回)

【就職活動対策本】

ビジネスマナーや、エントリーシート対策、筆記試験対策、面接対策などさまざまな目的別に就職戦線を勝ち抜くための対策本があります。就職活動を本格的にスタートする前に参考にしてみましょう。これら就活本を就職支援課でも貸出しています。また、図書館でもキャリア・就職活動に関する書籍・電子ブックが利用できます。詳しくは図書館のホームページを参照してください。

5ホームページをチェックする

(1)企業のホームページ

採用活動を行っている企業なら、ほとんどの企業がホームページで企業情報や採用情報を公開しています。企業紹介のスタイルはさまざまですが、業務内容や将来のビジョンから、その企業がどんな企業なのかを読み取ることができます。また、先輩社員のコメントや職場の写真からは、よりリアルな情報を得ることができます。ただし、ホームページは企業のPRとして制作されているので、実際よりも良いイメージに脚色されている場合があることを覚えておいてください。

(2)大学・就職情報サイトから

キャリタス就活などの就職情報サイトは、就職活動を強力にサポートしてくれる頼もしい存在です。採用意欲の高い企業がたくさん紹介されており、リンクもはられているので、就職情報サイトを通じて興味ある企業のホームページを見ることができます。

6データベースの活用

(1)日経会社情報DIGITAL

上場企業のデータを簡単に検索できます。客観的な情報が一度に収集できるので、企業研究の材料にしましょう。

(2)日経テレコン

過去40年分の新聞記事から、国内の企業情報、人事プロフィル、統計情報など、幅広い経済・ビジネス情報をオンラインで検索、閲覧できるデータベースです。

(3)日経BP記事検索サービス

日経BPが発行する「日経ビジネス」「日経エレクトロニクス」「日経コンピュータ」など主要なビジネス・専門雑誌の記事を検索・閲覧できるデータベースです。

就活情報を収集するメニューから、優良企業ランキングや各企業・業界研究、地域経済に関する情報、官公庁や自治体が発表するプレスリリースなど効率よく情報収集することができます。活用方法は動画でも紹介されています。

(4)東洋デジタル経済ライブラリー

東洋経済新報社が発行する『業界地図』『週刊東洋経済』『一橋ビジネスレビュー』など主要な経済・ビジネス専門誌が収録されているデータベースです。特に就活企業サーチでは、雇用関係のデータが掲載されている『会社四季報』『会社四季報未上場会社版』『就職四季報』(総合版、女子版、優良・中堅企業版)『CSR企業総覧』を検索対象に、8000社を超える企業情報を条件別に検索することができます。

(2)(3)(4)のデータベースは、高知工科大学附属図書館が導入しており、学生の皆さんは無料で利用することができます。図書館のホームページのサイドメニュー→データベースのバナーをクリックし、各データベースへアクセスしてください。通常は、学内ネットワークからアクセスする必要がありますが、時期により、自宅からなど学外からアクセスし利用できます。

大学ホームページ( 在学生・保護者キャリア関連サポート就職活動情報と手続き(要大学アカウント))で周知しますのでチェックしてください。

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