2019.09.21~2019.12.15-

「金峯神社の再建プロジェクト」が日本建築の特別展に展示中(9/21-12/15)

渡辺 菊眞 准教授(システム工学群)と研究室の学生たちが取り組んできた「過疎村落にある金峯神社の再建プロジェクト」が、香川県立ミュージアムで開催中の特別展「日本建築の自画像~探求者たちの もの語り~」で紹介されています。

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この特別展は、『日本建築とは何か』を歴史(建築史家)・建築家・地域の建築という3つの視点で読み解く企画です。地域の建築として紹介されている「金峯神社の再建プロジェクト」は、中山間地域の高齢化・過疎化の課題に建築で切り込み解決した例として注目されています。
特別展は12月15日(日)まで開催中ですので、是非お越しください。

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高齢化・過疎化に直面し社殿崩壊の危機に瀕していた「金峯神社」を再建するにあたり、本殿はもとあった森に、拝殿は住民が参拝しやすい里に分割再建する方法をとったこのプロジェクト。完成により里の拝殿では10数年途絶えていた秋の例祭が3年前に復活しました。
その「里の拝殿」をそのままのスケールで美術館内に再現しています(写真1枚目)。

※再建後の神社は地域と環境に根ざした建築作品として「第5回高知県建築文化賞」の高知県知事賞(最優秀賞)に選ばれた他、「World Architecture Community 23cycle」の賞を受賞するなど世界的にも評価されています。

日本建築の自画像 ~探求者たちの もの語り~

>>>イベント詳細は、香川県立ミュージアム公式ウェブサイトにてご確認ください。

開催期間

9月21日(土)~12月15日(日)

会場

香川県立ミュージアム 2階特別展示室ほか(香川県高松市玉藻町5番5号)

主催 

香川県立ミュージアム