2019.11.2713:00-16:30

原田講師が航空交通流管理システムのための航空機の軌道予測手法について講演します

11月27日(水)に筑波大学 東京キャンパス文京校舎で開催される、「CARATSオープンデータ活用促進フォーラム」にて、本学の原田 明徳講師が「定点通過時刻予測のための最適軌道に基づく軌道予測手法」をテーマに講演いたします。

本フォーラムは、将来の航空交通システムに関する推進協議会(CARATS推進協議会)が産官学で取り組んでいる、航空交通分野における研究開発の活性化の一環として実施されます。

講演では、日本の飛行情報区をひとつの大きな空域とみなし出発から到着までを一体的に管理する軌道ベース運用(TBO)を実現するための交通流管理システムについて紹介します。航空機上で計算される高度や速度等の飛行プロファイルを、運航コストが最小となる最適軌道に基づいて出発前に地上で予測する計算手法を提案し、実際の飛行時間との差から定点通過時刻の予測精度を評価します。
これにより、過密エリアにおける混雑が予測可能となり予め速度を制御して通過時刻を調整することで混雑や遅延が改善され、経済効率の向上に寄与することが期待されます。
また、CARATSオープンデータを利用した他の研究事例も紹介する予定です。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

CARATSオープンデータ活用促進フォーラム 
「定点通過時刻予測のための最適軌道に基づく軌道予測手法」

日時CARATSポスター2019FINAL.jpg

11月27日(水) 13:00~16:30(受付開始:12:30)
※原田講師の講演は14:50~15:10の予定です。

会場

筑波大学 東京キャンパス文京校舎
(〒112-0012東京都文京区大塚7丁目3-29-1)

参加費・定員・事前申込

<参加費>無料
<定員>先着200名
<事前申込>参加希望の方は申込書に必要事項をご記入のうえ、EメールまたはFAXで11/25(月)17:00までにお申込みください。

主催 

国土交通省航空局交通管制部交通管制企画課
CARATS事務局

>>>詳しくは国土交通省ホームページCARATASオープンデータ活用促進フォーラムサイトにてご確認ください。