2025.10.30~2025.10.3110:00~17:00

「第15回おおた研究・開発フェア ~産学連携・新技術展~」に出展

国内外の大学・研究開発機関・企業による先端技術シーズが集結する「第15回おおた研究・開発フェア~産学連携・新技術展~」[主催:大田区・(公財)大田区産業振興協会]に、システム工学群の野田 聡人准教授が出展いたします。

当日は、会場で実物をご覧いただくことが可能です。
ご興味がある方は、本URLから来場者事前登録のうえ、ぜひご来場ください。

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(写真:システム工学群 野田 聡人准教授)

展示の内容
本技術は、衣服に多数のセンサを分布させたウェアラブルシステムを実用的な形態で実装することを可能とするものです。これにより、人の生理的状態などに関する様々な情報を非拘束で長時間連続的に計測・記録することができ、「病院で、機器に繋がれて、短時間だけの状態を見る」という従来型の計測では得られない情報を得ることが可能になると期待できます。たとえセンサ一つ一つの計測の正確度や信頼性が低いものであったとしても、このような形態であるからこその有用性を見出し、実応用に繋げることを目指しています。
技術の要点は、導電性の布を用いて衣服に取り付けた小さなセンサ端末のネットワークを形成することです。センサが動作するのに必要な電源供給と、データのやり取り(通信)を無配線で実現します。2枚の導電布の間に非導電性の布を挟んで、ピンバッジ状のセンサ回路基板を突き刺すだけで接続できます。2枚の導電布が2本の電線と同じ役割を果たし、突き刺したピンバッジ状の回路はすべて導電布上で電気的に並列接続されることになります。このすべてが並列接続されたバス上で、直流での給電と1Mbpsオーダーのシリアル通信を同時に実現する技術を開発しました。

第15回おおた研究・開発フェア ~産学連携・新技術展~

■ 開催日時:2025年10月30日(木)~31日(金)10:00~17:00(31日は16:45まで)

■ 会  場:コングレスクエア羽田/PiO PARK  東京都大田区羽田空港1-1-4羽田イノベーションシティ

      (アクセス:https://haneda-innovation-city.com/access/

■ タイトル:「未来のフィットネストラッカーは衣服に内蔵!?体表面に分布する多数のセンサを導電布でネットワーク化」 

■ 入場料:無料

■申し込み:本URLから来場者事前登録のうえ、ぜひご来場ください。

公式サイトはこちら

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