2015.7.21お知らせ

細野 哲弘 氏(元特許庁長官)による講演会を開催しました

本学 地域連携機構 社会マネジメント研究センター主催により、7月18日、細野 哲弘 氏（元特許庁長官、現 みずほ銀行顧問）の講演会「知的財産から見た日本のモノづくり」を永国寺キャンパスにて開催

　細野氏は、経済産業省製造産業局長、特許庁長官、資源エネルギー庁長官などの要職を歴任され、日本の産業政策に深く関わってこられました。

　特許とものづくりの関係に焦点をあてた本講演では、特許をとりまく状況をについて「日本企業の特許出願件数は多いが、必ずしも戦略的にされているわけではない」と指摘され、「世界を舞台に収益を確保し続けるには、繊細なものづくりの技術を持つだけでは厳しい。知財のマネジメントを考えていかなければならない」と、知財戦略の重要性を述べられました。

　特許の実情について幅広く、ご自身の体験談も織り交ぜながらお話いただき、時折笑いも起きる和やかな講演会となりました。

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