2017.3. 7

学生が地域協働ネットワーク会議に登壇しました

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 3月5日、本学と高知大学が共催した県内大学の学生らを中心とした「第4回地域協働ネットワーク会議〜学生と地域をつなぐ支援〜」が、高知城ホールで開催されました。

 事例報告では、防災ボランティア団体「Kochi Leaders Program」に所属する、マネジメント学部4年の鈴田 和基くんから、防災活動の資金調達にクラウドファンディングを活用したこと、情報学群1年の佐藤 樹くんからは、その資金をもとに行った被災地宮城県気仙沼市での合宿や高知での研修会を通して学び得たことについてそれぞれ報告がありました。

 佐藤さんは「防災のマイナス面ばかり考えていたが、クラウドファンディングで得た資金で実際に被災地を訪れ活動することにより、活動に関する説明責任や成果に関する責任感を常に意識し、そのことが自らを律し奮い立たせることになった。多くの方々にその思いを共感していただき、地域での防災意識が更に高まるよう今後も活動を続けていきたい」と熱く語りました。

 その後行われたパネルディスカッションでは、佐藤さんが登壇し、クラウドファンディングを活用した防災活動に関する苦労話や工夫したことについて、他のパネラーと活発な情報交換が行われました。

 会場に詰めかけた参加者からは、資金援助までこぎつけた学生の努力、工夫を絶賛する声など、今後の学生の活躍を期待する激励の言葉を多数いただきました。