2017.3. 9

学生3名が「第6回サイエンス・インカレ」で奨励賞を受賞しました

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 3月4日、5日に筑波大学で開催された「第6回サイエンス・インカレ」ボスター発表部門において、学生3名による発表がサイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞〈グッドパフォーマンス賞〉を受賞しました。

 「サイエンス・インカレ」は文部科学省が主催する、自然科学分野を学ぶ全国の学生が自主研究の成果を発表し競い合う場として、学生の能力・研究意欲を高め、創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的に、平成23年度から毎年開催されています。
 発表参加も採択制で、全国から選ばれた多くの優秀な学生の中から、研究内容と共に、相手に伝える手法、内容の分かりやすさ、聞き手への印象度などの「伝え方の上手さ」を基準に評価され、贈られた名誉ある賞です。

 受賞した学生は、学長に受賞の喜びを報告し、今回の貴重な参加経験と栄えある受賞の喜び、マリモ型無機多孔質粒子に関する研究の魅力、受賞に導いてくれた先生方や研究室メンバーのサポートへの感謝及び卒業後は社会人として勉学に励み、日々精進していく旨の抱負を熱く話しました。


 学長からは、今回の快挙への賞賛の言葉とともに、「学生でも先生でも研究に対する思いは同じである。先生から教えられるのではなく、世界唯一、世界一の研究を立派にやって、たとえ狭い範囲であっても、君たちが発見したものを先生に教えてほしい。そして20年後、30年後には先生を越える存在になってほしい」と激励の言葉を贈りました。


 発表タイトル:「マリモ型無機多孔質粒子 〜有機-無機複合化による表面改質と機能化〜」
 環境理工学群4年 松本 遼くん、梅本 優菜さん、正岡 志乃さん、
 (指導教員:環境理工学群 有機-無機ハイブリッド材料化学研究室 小廣 和哉 教授