2017.4. 5お知らせ / 地域・一般 / 大学案内

平成29年度入学式を挙行しました

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香美キャンパス講堂において、4月5日、平成29年度入学式が行われ、システム工学群、環境理工学群、情報学群、経済・マネジメント学群をあわせた学士課程562名、3年次編入2名、大学院修士課程114名・博士後期課程11名の計689名の新入生を迎えました。

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式では磯部 雅彦 学長より「本学は20年前の1997年に開学し、皆さんは次の20年の始まりとなる、記念すべき年に入学されました。

大学での学修は、課外活動も含めた知識と知恵、そして人生に対する考え方、それらすべてを含めた人間力は、社会に出て自分を生かし、社会で活動するときの基礎となり立ち位置となります。今までとは異なる苦しくも充実感のある努力を重ねることにより、その先の長い一生の基礎を築き上げ高いものにして欲しいと思っています。


何よりも重要なことは『自ら考える』ということであり、その能力と態度を身につけることだと思います。今見えている課題や社会の先行きを見据えて新たな状況に対応し、適切な方向性を見出していくためには『自らで考える力』が不可欠です。

そのためには、知識を丸暗記するのではなく、その裏にある思想を理解し、問題設定が変わっても、それに応じた解を見つけることができるような能力を身につけることが大切です。知識に振り回されるのではなく、皆さんが知識を使いこなすようになってほしいと思います」と、新入生への餞がありました。

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入学生を代表して環境理工学群 安岡 侑夏さんからは「私達は高知工科大学の各学群に興味を持ち、魅力を感じ集まった同じ仲間です。進んで交流し、様々な風習に触れながら、信頼関係を築いていきます。

受け身の学びではなく自主・自立の精神で心ゆくまで研究に励み、大学が掲げる『世界一流の大学を目指す』ことに貢献できる人材となれるよう言語力を高め、積極的に国際交流を行い、このグローバル社会に対応できる柔軟な思考力を習得し、自分の可能性を広げていきたい。物事を多角的に観察できる人間に成長することを志し、有意義な学生生活を送ることを、ここに誓います」と、力強い決意が述べられました。

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来賓の皆様を代表し、尾﨑 正直 高知県知事、浜田 英宏 高知県議会議長よりご祝辞を賜りました。

入学式終了後は在学生団体主催、香美市商工会などの共催による新入生歓迎イベント「Welcome 工科大」が開催されました。

本日は曇り空ではありましたが、本館前芝⽣エリアのキャンパスグリーンにて鰹のたたきなどの郷土料理や、地元野菜の「やっこねぎ」を使用したうどん、茶道部によるお抹茶が振る舞われ、よさこい鳴子踊りの演舞や吹奏楽部による演奏などが行われました。

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入学生や保護者の方々は、盛大な歓迎イベントを桜の美しい開放感あふれるキャンパスで楽しみました。

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