2023.06.09~2023.06.0916:00〜18:30

特別セミナー「安全運転に必要な心と脳のあり方」をテーマに開催

6月9日(金)、地域連携機構地域交通医学・社会脳研究室が、特別セミナー「安全運転に必要な心と脳のあり方」を開催いたします。

現在、高齢ドライバーの逆走・暴走事案のみならず、あおり運転など危険運転行動が大きな社会問題になっています。車の運転は、手足を動かして操作するものですが、その指令塔として心と脳が深く関わっていることは、広く知られている事実です。今回の特別セミナーでは、安全運転に関する知識と理解をより一層深めることを目的として、この「運転」という行為を心と脳の視点から議論をします。講演者は、脳医学、脳科学および心理学の各エキスパートです。

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本学の朴 啓彰客員教授(地域連携機構 地域交通医学・社会脳研究室長)の講演では、脳の健康増進による安全運転の継続化を提唱します。脳ドックデータと実車運転データから、白質病変のあるドライバーは、安全運転能力が低下し、交差点での交通事故や高速道路への逆進入を起こしやすいことが報告されています。年齢を重ねるとともに進んでいくとされる加齢脳(脳萎縮と白質病変)ですが、生活習慣の改善によって防ぐことが可能です。

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

特別セミナー「安全運転に必要な心と脳のあり方」

日時

6月9日(金) 16:00~18:30

会場

高知工科大学 永国寺キャンパス 地域連携棟4階 多目的ホール

※駐車スペースに限りがあるため、公共交通機関でのご来場にご協力をお願いいたします。

講演者と演題

① 朴 啓彰氏(高知工科大学客員教授/高知検診クリニック脳ドックセンター長)

  「脳の老化現象(脳萎縮&白質病変)と危険運転行動」      

② 川人 光男氏(国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所所長)   

  「脳科学とAIを組み合わせてメンタルヘルスに貢献する」      

③ 蓮花 一己氏(帝塚山大学元学長/帝塚山大学心理学講座名誉教授)     

  「高齢ドライバーの心理と行動ー健康運転寿命を延ばすには」

参加費・事前申込

<参加費>  無料

<申込み>  下記の問い合わせ先に電話またはメールにてお申し込みください。

※メールで申込みされる場合は、件名に「6/9特別セミナー」と記載の上、本文に氏名、

ご連絡先および勤務先を記載してください。

<お問合せ> 高知工科大学 地域連携機構事務室

       TEL:0887-57-2743

       Email:org@ml.kochi-tech.ac.jp

セミナーのチラシはこちらから

主催 

高知工科大学 地域連携機構 地域交通医学・社会脳研究室