2011.12.26お知らせ

地域活性化システム論Ⅱ 「地域の光を観る」〜観光による地域活性化への新しい提言〜のご案内

2012公開シンポジウム

地域活性化システム論Ⅱ

「地域の光を観る」〜観光による地域活性化への新しい提言〜

 高知工科大学では、法政大学、札幌学院大学、沖縄大学と連携して、『全国の地域で活躍できるプロフェッショナル<まちづくリスト>育成プログラム』(文部科学省/大学教育充実のための戦略的大学連携事業支援プログラム)を推進し、地域活性化を推進する人材育成に取り組んでいます。

 このたび、本事業の一環といたしまして、観光による地域活性化をテーマにした公開シンポジウムを開催いたします。

 本シンポジウムは、高知工科大学生向けの単位認定科目兼公開シンポジウムという位置づけです。

 地域活性化事業を推進している皆様、自治体・NPO法人の皆様、地域振興に興味のある県民・学生の皆様など多くの方のご参加をお待ちしております。

 なお、本シンポジウムは、遠隔会議システムを使って、高知工科大学から法政大学、札幌学院大学、沖縄大学へ同時送信されます。

■実施日 平成24年1月28日(土)13:00〜16:30
■会 場 高知工科大学
■主 催 高知工科大学
■後 援 高知県、香美市
■受講料 無 料

申込方法

 メール、FAX、郵送のいずれかの方法で、以下の情報について事前に連絡の上、申込みをしてください。
 参加者の氏名、フリガナ、郵便番号、住所、電話番号(携帯)
  ※募集定員に達した場合、締め切らせていただきます。(募集予定定員100名)
   なお、定員締め切りになった場合、大学ホームページでお知らせいたします。
  ※自治体、企業、団体等で一括申込みをされる方は、次の団体一括申込書をご利用ください。
   団体一括申込書→$FILE1(エクセルファイル)
  ※申込みをされた方には、会場地図等を送らせていただきます。
  ※12月29日(木)〜1月3日(火・祝)は、年末年始休暇のため、
   お電話等でのお問い合わせには応じられませんので、ご注意ください。
   なお、本年末年始休暇期間については、メール、FAXでの申込み受付受理はさせていただきます。

申込先・お問い合わせ

 高知工科大学 教務部
 〒782-8502 高知県香美市土佐山田町宮ノ口185
 TEL 0887-53-1113 FAX 0887-57-2000
 メールアドレス academic@ml.kochi-tech.ac.jp

プログラム

①13:00〜 14:00
 基調講演/「一次産業×デザイン=風景」で地域の光を観る
 講師/梅原 真(梅原デザイン事務所主宰)
②14:00〜 14:40
 講演/ 石垣ブランド確立のための農商工連携への取り組み
 講師/真栄田 義世(㈱石垣市経済振興公社専務取締役)
③14:50〜 15:30
 講演/ 地域活性化の手段としての観光〜北海道空知産炭地域でのV(量)×Q(質)最大化への取り組み〜
 講師/吉岡 宏高(札幌国際大学観光学部教授)
④15:40〜 16:30
 パネル討議
 テーマ/地域の光を観る〜観光による地域活性化への新しい提言〜
 パネリスト(五十音順)/
  梅原 真(梅原デザイン事務所主宰)
  真栄田 義世(㈱石垣市経済振興公社専務取締役)
  吉岡 宏高(札幌国際大学観光学部教授)
  進 行/冨澤 治(高知工科大学マネジメント学部教授)

講師紹介

梅原 真/うめばら まこと

デザイナー。梅原デザイン事務所主宰。高知市生まれ。
「一次産業×デザイン=風景」をテーマに、数多くのプロデュース活動を全国的に展開。
かつお一本釣り・藁焼きたたきのコピー「漁師が釣って、漁師が焼いた」(1988年)、 黒潮町の4kmの砂浜を巨大なミュージアムに見立てる「砂浜美術館」(1989年)、 四万十ドラマの商品企画(1995年)などをプロデュース。また、2008年からは、不利な指標と考えられていた高知県森林率84%を楽しいものへ反転させる「84(はちよん)プロジェクト」を推進している。
その活動は全国に及び、島根県の離島の海士町、長野県小布施町、秋田県のイメージアップ戦略、新潟県柏崎市等に、ユーモアあふれる哲学的コピーを提供し、地域活性化に取り組む。著書『ニッポンの風景をつくりなおせ』(羽鳥書店)、関連書『おまんのモノサシ持ちや!』(日本経済新聞出版社)。日経ビジネス(2011年10月31日号)は「次代の日本に影響を与える100人、シンカー(思索者)」として紹介している。

真栄田 義世/まえだ よしよ

㈱石垣市経済振興公社専務取締役。(社)八重山法人会専務理事。沖縄県石垣市生まれ。
石垣島の地域資源や地の利をフル活用し、新商品開発・ブランド化や人材育成を基本とした農商工連携に携わる。現在、海人食堂「海鮮館」や石垣港離島ターミナル内特産品売場「とぅもーるショップ」を直営。石垣空港内「石垣島ショップ」での石垣島パパイヤを原料にした「赤のティラミス」の製造および販売に尽力。
「地域活性化は地域の者が地域を愛し地域の価値を知ることから始まる」をモットーとしながら、農林水産業と商工業が有機的に連携し地域資源を活用した健康長寿社会の構築と環境・健康・観光産業の「石垣3Kブランド」の確立を目指している。

吉岡 宏高/よしおか ひろたか

まちづくりコーディネーター。札幌国際大学観光学部教授。1963年生まれ。北海道三笠市出身。
日本甜菜製糖㈱、㈱たくぎん総合研究所主任研究員を経て、1997年にまちづくりコーディネーターとして独立。2004年からは札幌国際大学観光学部の教壇に立ち、学生教育にも携わる。専門は観光まちづくり論と地域マネジメント論。NPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事長、NPO法人霧多布湿原トラスト理事などを務め、道内各地で地域資源を活用した観光交流の政策立案や市民主体の地域活動のサポートに精力的に取り組んでいる。『炭鉱遺産でまちづくり-幌内炭鉱の遺産を主題にした「場」のマネジメント』(富士コンテム)ほか、多数の著書、論文がある。

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