2013.4.26お知らせ

『災害に備える地域ICTインフラ技術シンポジウム』開催のご案内

本学が共催するシンポジウムが、下記の要領で開催されます。
皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

『災害に備える地域ICTインフラ技術シンポジウム』


高知学術情報ネットワーク連絡会は、高知県内の学術組織が情報通信ネットワークインフラのあり方について検討を行うコミュニティで、高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知工業高等専門学校、高知学園短期大学のネットワーク担当教員によって構成されております。
この高知学術情報ネットワーク連絡会では、SINET4やJGN-X等の通信インフラに、高速かつ信頼性の高い冗長化回線で接続する作業を進めてきました。高知工科大学、高知高専、高知県立大学、そしてこの3月には高知大学が新しい情報通信インフラに接続し、3大学・高専の4組織での高知学術情報ネットワークの本格的な運用がこの4月より開始されました。
高知学術情報ネットワーク連絡会では、これまでの参加組織の情報通信ネットワークインフラの改善についても検討してきました。特に、南海大地震による被災の可能性を持つ高知においては、性能の改善によるユーザの利便性の向上に加えて、被災時に対する堅牢性を高めて事業継続性をいかに確保するかということが大きな課題となります。
そこで、本シンポジウムを通じて地域における災害に強い利便性の高い情報通信インフラの紹介を行い、参加者の皆さんとこれからの災害に備える地域ICTインフラ技術の議論を行いたいと考えております。教育機関だけではなく、民間企業の方にとっても有益な話題と思います。ご参加をお待ちしております。


■日時:2013年5月10日(金) 13:00-17:00

■場所:高知会館・3階 平安(高知市本町5-6-42)

■主催:高知学術情報ネットワーク連絡会

■共催:高知大学、高知県立大学、高知工業高等専門学校、高知学園短期大学、高知工科大学

■協賛:独立行政法人 情報通信研究機構〈NICT〉

■後援:四国情報通信懇談会、総務省四国総合通信局、高知県、国立情報学研究所〈NII〉

■参加費:無料(参加申込不要)

■プログラム
  13:00-13:05  開会挨拶 (副会長/高知工科大学教授 福本昌弘)
  13:05-13:10  祝辞:(総務省四国総合通信局情報通信部 山下博彦 部長)
  13:10-13:15  祝辞:(高知県危機管理部 酒井浩一 副部長)
  13:15-13:30  会長挨拶 (会長/高知大学 豊永昌彦 教授)
  13:30-13:45  『JGN-Xについて』
         (独立行政法人情報通信研究機構 テストベッド研究開発推進センター
          テストベッド構築企画室 山口修治 室長)
  13:45-14:00  『SINET4について』
         ( 国立情報学研究所 学術ネットワーク研究開発センター
          SINET利用推進室長 阿部俊二 准教授)
  14:00-14:30  解説: 『高知における丈夫なネットワークの構築について』
         (高知工科大学地域連携機構教授 菊池豊)
    (休憩)
  14:45-15:15  【講演1】 『四国地区大学間連携によるJGN-X仮想化環境を利用した
               情報資産災害対策ネットワークの取り組み』
               (高知大学総合情報センター 佐々木正人 准教授)
  15:15-15:45  【講演2】 『高知高専の全学生900名が持つ無線LAN携帯情報端末での
               次世代インターネット(IPv6)の活用』
               (高知工業高等専門学校 今井一雅 教授)
  15:45-16:15  【講演3】 『自然災害に備えた地方大学の役割と学生教育』
               (高知県立大学 山田覚 教授)
  16:15-16:50  【講演4】 『大学間連携による広域分散ストレージの構築と
               DR/BCPを実現する仮想化基盤の実現』
               (インテック 中川郁夫 主任研究員)
  16:50-17:00  閉会挨拶 (福本副会長および各組織より)

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