2013.4.30お知らせ

物部川環境保全活動(シカ被害防止ボランティア)に参加しました

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4月28日(日)、三嶺の森をまもるみんなの会、高知中部森林管理署主催によるシカ被害防止ボランティア活動が香美市物部町の三嶺山系白髪山山頂付近で行われました。
三嶺地区におけるシカの生息頭数急増による食害は、広範囲・多方面に影響を与えており、本学の側を流れる物部川も山が保水力を失うことによる渇水や、植物が消えることで起こる土砂流出を要因とした濁水といった状態が続いています。
物部川流域にある大学として、本学も継続的にその課題に取り組んでおり、今回は学生・教職員あわせて約80名が参加し、ササ原の回復を目指した防護ネットの設置と、樹皮を守るラス巻き作業を行いました。

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講義『地域共生概論』受講者を中心に集まった学生は大半が1年生ということもあり、初参加が目立ちましたが、作業場所を目指す道中に枯れ木が目立ち山肌が露出した現状を目の当たりにし、被害の深刻化を実感した様子で、主催者にレクチャーを受けながらの慣れない作業にも汗を流しながら真剣に取り組んでいました。

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作業終了後は総勢約150名が、地元 香美市林業婦人部の方々により振る舞われた"猪汁"に舌鼓を打ちながら、一日の作業を振り返りました。想像以上の重労働となった作業にも、「大変だったが、勉強になった。次の機会も参加したい」と、頼もしいコメントも返す学生もおり、継続的な活動が実を結ぶことを祈りました。

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