2014.5.22お知らせ

物部川環境保全活動に参加しました

5月18日(日)、三嶺の森をまもるみんなの会、高知中部森林管理署が主催する土砂流出防止マット設置活動が香美市物部町の三嶺山系カヤハゲで行われました。
カヤハゲ周辺では、シカの食害によるササ枯れが広範囲に及んでおり、同会を中心としてこれまでも植生保護を目的とした防鹿柵の設置等を進めてきましたが、被害の進行は早く、山肌が裸地化してしまった箇所もあります。
そういった場所では、降雨による表土の流出により、植物が定着できない状況が続いています。
今回の活動は、この状況を改善し、植生の回復につなげようと植生保護マット(椰子殻で作られた網状のマット)を設置するものです。

今回は学生・教職員を合せて56名がこの活動に参加。講義『地域共生概論』受講生を中心に集まった学生は大半が1年生で活動初参加ということもあり、急峻な登山道に苦労しながらも、シカによる食害の現状を目の当たりにし、その深刻さを実感している様子でした。参加者は、主催者から作業方法のレクチャーを受けながら、慣れない作業にも真剣に取り組んでいました。

本学は、物部川流域にある大学として、今後も物部川環境保全活動に継続的に取り組んで行きます。

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