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2016.9. 5お知らせ
脳コミュニケーション研究センターの研究成果が、国際学術誌「eLIFE誌」に掲載されました
脳コミュニケーション研究センターの木村 岳裕 助教と、東京大学 野崎 大地 教授らの研究グループは、頭皮から脳に微弱な電流刺激を加えること(経頭蓋直流電流刺激; tDCS)で、ヒトの運動スキル修得に関わる「運動記憶」を操作することに成功しました。
本成果が世界的に評価され、8月23日に国際学術誌「eLIFE誌」に掲載されました。
左向き・右向きに外力の加わる2種類のレバー操作の運動記憶とtDCSの陽極・陰極電流を条件付けして学習することにより、電流の極性に応じて、いずれか一方の運動の記憶を甦らせることに、世界で初めて成功しました。
将来的には、アスリートの効率的なトレーニング手法や障がい者のリハビリテーション手法などの開発に応用できると考えられます。
※「eLIFE誌」は、NatureやScienceなどの商用誌とは一線を画して、ハワードヒューズ医療研、英ウェルカム財団、マックスプランク協会らが助成しているオンラインジャーナルで、2016年度IF=8.303と高く、アカデミアでは近年注目中の国際学術誌です。
論文へのリンクは、こちら>>>
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