6月7日から9日にかけて、中国広州で開催されたChinese CHI 2017 (The 5th International Symposium of Chinese CHI) において、HEC研究センター所属の研究生 Liu Jingxinさん、同研究センターのSayan Sarcar助教、WANG Zhenxin助教および客員研究員のChaklam Silpasuwanchaiさん、同研究センター長 兼 情報学群の任 向実教授の共同執筆による論文「Exploring the Design Space of Text-Entry Interfaces for Aging Users」が、応募した全てのポスター中第1位、Best Poster Awardを受賞しました。

当該ポスターは、高齢者のテキスト入力において、老化作用によって起こり得る問題を説明し、キーボード・デザインのパラメーターを特定し、振戦（筋肉の収縮、弛緩が繰り返された場合に起こる震え）を持つ高齢者にとっての適切なテキスト入力インターフェースを提示するものです。

本研究成果は、2015年から3年計画でHEC研究センターにおいて取り組んできたフィンランドとの共同研究（科学技術振興機構 戦略的国際共同研究プログラム）「Information Systems for Accessibility and Support of Older People (高齢者のためのユーザインターフェースデザイン)」により創出された成果の一部です。

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