タイ・シンガポール海外研修を実施

海外の異文化を理解し国際的見識を深め、英語によるコミュニケーション力を向上させることを目的に3月4日～14日までの10日間、タイおよびシンガポールで海外研修を実施しました。

学内から選抜された20名の学生が、交流協定校である泰日工業大学、キング・モンクット工科大学ラッカバンを訪問。大学教員による講義や研究室見学等を行い、各大学の学生らと互いの文化や学生生活の違いについて意見交換を行いました。英語での日本に関するプレゼンテーションや文化紹介では、学生たちは事前練習の甲斐あって、緊張しつつも堂々と行うことができました。

また、キング・モンクット工科大学ラッカバンでは、現地学生とグループに分かれPBL(Project Based Learning)を行いました。PBLではそれぞれのグループでテーマ設定し、そのテーマを掘り下げて問題の解決方法を探り、最終日にはグループごとに発表を行いました。PBLを通じて、英語でのコミュニケーションの難しさや異文化理解など多くのことを学ぶきっかけとなりました。
シンガポールではシンガポール科学技術研究所、南洋理工大学、ビジネスインキュベーターを訪問。研究施設の最新設備に、学生の研究に対する意欲が高まった様子でした。現地で活躍する日本人から歓迎を受け、将来の日本を背負う若者として激励を受けるとともに、海外での生活の様子を直接聞くことができ大きな刺激となったようです。

約10日間の滞在でしたが、国境を越えた友情の輪を広げると共に、アジア諸国の活力に、学生の学修に対するモチベーションが目に見えて上がるなど、実りある研修となりました。

本研修に関する詳しい内容については、新年度に行われる「海外研修報告会」にて行われます。

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