2025.9. 3イベント / 地域・一般 / 地域貢献 / 研究 / 研究者・企業

「大学見本市2025~イノベーション・ジャパン」に出展しました

8月21・22日の2日間、東京ビッグサイトで開催された「大学見本市2025~イノベーション・ジャパン」に、池上 浩特任教授(総合研究所)、竹田 真己教授(総合研究所/情報学群)、林 正太郎教授(総合研究所/理工学群)、野田 聡人准教授(システム工学群)が出展し、それぞれの特許技術、研究拠点での活動などを紹介しました。

今年で22回目となる同イベントは、全国の大学等機関から創出された研究成果の社会還元・技術移転の促進および社会実装・実用化に向けた産学連携等のマッチング支援を目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) が開催する国内最大級の産学連携イベントで、主催者の審査を経た139大学等から291 件の最新研究シーズが紹介されました。

★会場ロングDSC_4397-1bokashi.jpg

池上 浩特任教授は「社会実装拠点紹介~半導体レーザアニール、瞳分割偏光カメラ~」と題して、光・量子を活用した産学官共創社会実装拠点を構築し、ユーザー向けデモが可能な2つの技術を紹介しました。

★池上特任教授541048856_1276805290865164_5871909509113712881_n.jpg ★竹田教授8623b55b-7365-44b8-8fd7-6794074145cc.jpg

竹田 真己教授は「脳波位相に合わせた刺激法の開発」と題して、脳活動の位相に合わせた高周波電流刺激をリアルタイムで実施する技術を紹介しました。

林 正太郎教授は「CO2反応に向けた高活性ポリウレタン触媒」と題して、高密度ウレタン環境を提供するPU設計によって高活性化に成功し、実用化に向けた高い反応効率を達成した事例について紹介しました。

★林教授540949996_1245027543978818_2984200652307447678_nbokashi.jpg ★野田准教授41275927_1298957851907468_5315700715332470891_n.jpg

野田 聡人准教授は「『衣服で診る』を目指す導電布ネットワーク」と題して、衣服に多数のセンサを分布させたウェアラブルシステムを実用的な形態で実装することを可能とする技術を紹介しました。

本学の各ブースには、企業や国の機関、他大学の研究者など2日間で合計約600名に訪問いただき、共同研究・受託研究の可能性や技術移転の打診、企業課題の解決に関する相談や情報交換が数多くなされ、今後の研究推進はもとより、事業化や社会実装に向けた人的ネットワークを築くこともできました。また、来場者からの賞賛の声も多くあり、本学の研究力を大きくPRできました。

本学は、今後も各種イベントに積極的に参加し、社会貢献を念頭に研究内容とその成果を発信するとともに、産学官民のさらなる連携を推進していきます。

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