2019.11.12地域・一般 / 地域貢献

「間伐&植林体験」を実施しました

11月9日、高知県香美市物部町で、本学の日本人学生・留学生・職員が「間伐&植林体験」を行いました。

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本学および本学校友会は、高知県・香美市・物部森林組合とパートナーズ協定を締結し、『高知工科大学―物部川共生の森』と名付けられた協定森林の再生に取り組むほか、学生・教職員を対象とした森林環境保全の啓発イベントを実施しています。
本イベントはこの一環として開催するもので、12回目となる今回も、日本人学生・留学生・職員ら計9名が参加し、「間伐&植林体験」を通して物部川流域の環境や森林などの現状を学びました。

午前中は、物部森林組合の方々の指導のもと、チェーンソーを使用した間伐作業を体験しました。
ほとんどの参加者が間伐作業は初体験で、慣れないチェーンソーの扱いに苦労し、チェーンソーを入れる位置が正確でないと倒したい位置へ木が倒れず危険なことなど、作業の難しさを体感しました。

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また、午後は植林体験を行い、はげ山約400㎡に2年ほど育てたヒノキの苗50本を植樹し、市場に出るまで約60年かかることなどを学びました。

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参加者は、今回体験した間伐によって木の成長を促すことや、成熟して成長が頭打ちになった木を材として切り出し、新たに植林することはCO₂吸収に大きく貢献することを学び、環境保全における林業の重要性を感じていました。

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