2024.10.18地域・一般 / 地域貢献 / 研究 / 研究者・企業

村井 亮介助教が片地小学校で「食べられる野草教室」を行いました

10月5日、防災・減災について学ぶために長期体験合宿を行っていた香美市立片地小学校の5・6年生を対象に、地域連携機構の村井 亮介助教が「食べられる野草教室」を行いました。

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前半は、野草に関する講義が行われました。
日本には約6,000種の野草が自生しており、そのうちのおよそ半分にあたる約3,170種が高知県に存在しています。食べ物としてはあまり馴染みのない野草ですが、実は栄養価が高く、「防災植物」として、災害時に食料が不足した場合には貴重な食糧源になるものがあります。また、非常時に限らず、日常でも「おひたし」や「薬味」として楽しむことができることを村井助教が紹介すると、生徒たちは、驚いた様子でメモをしていました。

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続いて、昼食へ向けて、里山工学のフィールドワークの場にもなっている佐岡地区で、野草を採取。当日に見つけた佐岡地区に自生している食べられる野草は約40種で、行く先々で見つけたアキノノゲシやベニバナボロギクなどの野草について、村井助教がその特徴や味、調理方法について解説すると、「この草は何ですか?」「これは食べられますか?」と質問する声が飛び交いました。

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昼食は、保護者の方が用意された物部川産の鰻を載せた丼をメインに、すりおろしたムカゴと6種の野草を入れた澄まし汁、潮の風味が香るハマゴウのお茶を作りました。
澄まし汁を食べた生徒たちは、「食べたことがあるような、ないような味」「苦いと思っていたけど、酸っぱかった」と初めて食べる野草の味に興味津々の様子でした。

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