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- 二宮 秀太さんが「建築新人戦2026」100選に選出
システム工学群 建築・都市デザイン専攻3年の二宮 秀太さん(環境建築デザイン研究室/愛媛県立八幡浜高等学校出身/指導教員:渡辺 菊眞教授)が、「建築新人戦2026」において、応募作品「多心共鳴(たしんきょうめい)-複数の中心が作り出す、人の新たな居場所-」で100選に選出されました。建築新人戦は、大学や短期大学、専門学校、高等専門学校などで取り組まれた設計課題を対象とした全国規模の建築コンペティションで、今年度は1,100点を超える応募がありました。

二宮さんは2年生の頃から本コンペへの挑戦を考えており、建築新人戦の実行委員である光嶋 裕介特任教授からの勧めを受けて応募を決意。2025年夏頃から構想を練り始め、授業課題として取り組んだ住宅設計を発展させて作品を完成させました。
作品タイトルの「多心共鳴」は「暮らしの中にはリビングやダイニング、浴室、寝室などさまざまな『生活の中心』が存在し、それらが響き合うことで豊かな空間が生まれる」という思いが込められています。二宮さんは特に生活の中で生まれる「音」に着目し、人の声や料理の音、生活音などが緩やかに混ざり合う住空間を提案しました。また、設定した敷地は土佐山田町の商店街の一角。人が行き交い対話する、昔ながらの地域コミュニティの良さを生かした住宅像を考えました。

設計では、音の広がりを波紋になぞらえた円形空間の組み合わせを採用。各空間の境界にはカーテンや可動壁を設けることで、プライバシーを確保しながらも、人の気配や光、音を感じられる空間を実現しました。さらに屋根にはビオトープ(植栽を施した屋上空間)を配置し、雨音を和らげて心地よい音環境を生み出す工夫も盛り込まれています。
二宮さんは受賞について、「100選に選ばれた時はとてもうれしかったです。結果発表では自分の番号を見つけてすぐに家族へ連絡しました。ただ、その後すぐに模型制作やプレゼンテーション資料の準備が必要になり、大変な日々でもありました」と振り返り、「今回は100選でしたが、次はその先の16選、8選をめざして取り組んでいきたいです」と今後の目標を語りました。
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