2023.02.01~2023.02.0310:00~17:00
「新機能性材料展2023」に小廣 和哉教授、大谷 政孝准教授が出展します
2月1日(水)~3日(金)、東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2023」に、小廣 和哉教授(総合研究所/環境理工学群)、大谷 政孝准教授(総合研究所/環境理工学群)および、宇治電化学工業株式会社が共同出展します。
本イベントは、R&D、製品開発・生産管理の方が対象で、モノを起点としたあたらしい加工やデバイスの最新動向がわかる展示会です。
本学からは、産学連携による共同プロジェクトで成功させた「金属酸化物からなるサブミクロンサイズ球状多孔体粒子『MARIMO』の大量合成と応用」について、最新の研究成果を紹介します。
金属酸化物球状多孔体粒子は、化粧品、顔料、インク、薬物/遺伝子送達、物質貯蔵/徐放、物質分離、断熱材料、太陽電池、電池電極材、反応触媒、触媒担体など、多岐に亘る研究分野、産業分野、医療分野等で極めて重要な粒子です。しかし、これを合成するには、これまで長時間反応や多段階に亘る複雑な反応操作が必要でした。本プロジェクトでは、粒径の揃った各種金属酸化物球状多孔体粒子の極めて単純なワンポット-単工程の大量合成法開発に成功しました。
その他、展示ブースでは、TiO2多孔体のユニークな表面ナノ凹凸構造の触媒担体への応用技術なども紹介します。
ぜひご来場ください。
(写真2枚目:MARIMOナノ粒子)
新機能性材料展2023
開催期間・会場
2023年2月1日(水)~3日(金) 10:00~17:00
東京ビッグサイト 東2、3ホール
展示会入場料・参加方法
入場無料、全来場者完全事前登録制
本学出展内容(共同出展者:宇治電化学工業株式会社)
総合研究所 構造ナノ化学研究センター/環境理工学群 教授/センター長 小廣 和哉
総合研究所 ナノテクノロジー研究センター/環境理工学群 准教授 大谷 政孝
<タイトル>
金属酸化物からなるサブミクロンサイズ球状多孔体粒子『MARIMO』の大量合成と応用
<小間番号>
2U-20(マテリアルゾーン)
<みどころ>
次の金属酸化物ナノ粒子の多孔質球状構造体を開発しています。
チタニアTiO₂ ジルコニアZrO₂ セリアCeO₂酸化イットリウムY₂O₃ 酸化ランタンLa₂O₃ 酸化スズSnO2
またこれらの金属酸化物を組み合わせた複合粒子も合成できます。
主催・共催
主催:株式会社 加工技術研究会
共催:株式会社 JTBコミュニケーションデザイン
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小廣 和哉教授の研究紹介