2010.11.24イベント

全国生涯学習フォーラム(まなびぴあ高知2010)に参加しました

11月20日〜22日に開催された全国生涯学習フォーラム(まなびぴあ高知2010)

以下のとおり本学関連の3件についてご報告します。

高校生にも届いた?熱い「志」!

11月21日(土)、高知工科大学講堂にて開催された「人材育成・キャリア教育フォーラム」では「〜今こそ、青少年の底に眠る龍馬DNAを呼びさませ!〜」という副題のとおり、国内外で活躍するフロントランナー(若者)と、本県出身のトップランナー(大人)が一堂に会して熱いクロストークが繰り広げられました。
本学理事も務められた渡邊五郎氏(森ビル(株)特別顧問)による基調講演を皮切りに、本学が位置する香美市出身の福留功男キャスターをコーディネーターにシンポジウムが進行、フロントランナーの一員として本学フロンティア工学コース3年 鳥谷 恵生さんが登壇し、「命の井戸掘り」修行をしたケニアでの体験や、将来の夢を持つに至った経験など、高校生を中心に満席となった来場者へ熱いメッセージを送っていました。

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想いが届いた!

「WOODOMINO」本学、高知大学、高知女子大学の学生らが11月21日、間伐材による1万個のドミノ倒しに挑戦しました。 約10ヶ月間にわたる準備期間に多くの方の支援を受けながら、間伐からカンナがけなど全てを彼らの手で行い本番を迎えました。学生スタッフは総勢約100名、うち本学からは学生団体のメンバーら約50名が参加。学生らは「自分の書いたドミノを見つけて喜んでいる子ども達や、色々な方が書いてくださったメッセージを読むと、このイベント成功させなければならない、参加して本当に良かった。」と真剣にドミノ木を並べていました。中央公園ステージでは本学よさこい部隊がよさこい踊りを披露し会場を盛り上げました。ドミノとドミノの橋渡しとして活躍したのは、本学ロボット倶楽部が3ヶ月の月日をかけて完成させたロボット。より分かりやすく楽しめるよう工夫されたロボットに「何度も練習したのでうまくいくはず!」と成功を祈願しました。
たくさんの人の夢や希望が込められた、高知市の帯屋町アーケードと中央公園を結ぶ全長200メートルのドミノは、橋渡しロボットもスムーズに通過し見事成功。 皆の想いが繋がった瞬間、学生らは手を取り合って喜び、人と人との繋がりの大切さを実感した様子でした。
この模様は県内各メディアでも広く採りあげられました。

教育=地域再生のカギ

11月21日、22日の2日間、安芸郡田野町の「田野町総合文化施設ふれあいセンター」で開催された、「地域再生フォーラム」、には、両日ともほぼ満席の約300人(2日間の延出席約2000人)が参加され、地方における地域活性化や産業振興の成立要件、産官学の役割を果たすための必要な教育内容、高等教育機関の在り方についての活発な議論がなされました。
21日の研究事例発表では、本学マネジメント学部3年の小林亮太さん、甲籐久典さん、副田 崇さんの3名が、本学と、札幌大学、法政大学、沖縄大学との4大学合同で、梼原町で実施したインターンシップ(梼原町での和紙づくりや草刈などを体験し、地域の現状認識と今後の活性化に関する検討、自治体への地域活性化策の提案等の実施:文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プロジェクト」)の報告がなされ、優秀賞を受賞しました。
22日に開催された、「地域再生における高等教育機関の果たす役割」と題するシンポジウムでは、本学マネジメント学科長 那須清吾教授がコーディネーターを務め、県内外の地域再生に貢献するスペシャリストである登壇者と活発な議論を展開、高等教育機関はもちろん、子供のころからの教育の重要性など、地域再生に向けた様々な提言を取りまとめました。

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