2024.11.21イベント / 地域・一般 / 研究者・企業

香美キャンパスにて、自動運転電動モビリティ「CiKoMa」の試乗イベントが行われました

11月9・10日、香美キャンパスにて、HONDAの自動運転電動モビリティCiKoMaの試乗イベントが行われました。

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(自立および転倒している自転車を障害物と認識し、避けながら自動走行するCiKoMa)

このイベントは、公益社団法人計測自動制御学会四国支部と本学の共催で、株式会社本田技術研究所に全面協力をいただきました。

CiKoMaは、HONDA独自のAI、「CI(Cooperative intelligence:協調人工知能)」を搭載した小型の自動運転車です。7台のカメラの画像情報からリアルタイムで道路構造を認識し、ハンドル操作なしで走行します。また、停車などの指示を音声で行うことができ、こちらの要望を伝えると行き先を提案してくれたりと、まさに相互コミュニケーションが可能な次世代の乗り物です。

茨城県常総市を実証実験のフィールドとしており、茨城県外で試乗できる機会は多くありません。この2日間のイベントには、小さなお子さんからお年寄りまで約140人が参加され、キャンパス内の約400メートルのコースを時速6キロメートルで走行しました。歩行者を検知して停止したり、障害物を避けたり、自分の音声指示に反応するCiKoMaに、参加された方々は驚き、「すごい!」と感心している様子でした。

乗車した本学の学生たちは「ロードマップを使わず、カメラベースで空間認識を行っている技術に感動した」「音声入力のAIで、AI側からヒトに働きかけるようなシステムになっていて、ヒトと機械の共存・協調の未来を感じた」「カメラによるセンシング技術により、進行方向に邪魔な物体だけでなく、目的地の看板の検知も可能になっていて、運転手がいない自動運転への進化を感じることができた」と話していました。

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