2024.11.14イベント / 地域・一般 / 地域貢献

「高知県高等学校数学コンクール」の表彰式を執り行いました

11月10日、本学地域教育支援センターが主催する「令和6年度 高知県高等学校数学コンクール」の表彰式が永国寺キャンパスで執り行われ、優れた解答を提出した高校生に対して各賞を授与しました。

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本コンクールは、高知県内の高等学校に在籍する生徒を対象に、数学的な見方、考え方および思考力を培うことを目的として実施しており、今回で11回目の開催となります。出題にあたっては、本学および県内高等学校の数学教員が、様々な角度から解くことができるものや、発想力があればスムーズに解けるものなど、毎年趣向を凝らし作成しています。

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【受賞者】
■最優秀賞 堀内 種里さん(土佐高等学校 3年)、西村 直哉さん(土佐高等学校 3年)
■優秀賞  金子 明弘さん(土佐高等学校 3年)
■奨励賞  中野 裕斗さん(高知県立高知小津高等学校 3年)

堀内さんは「1年生のときに友達に誘われて初めて参加し、今年が最後となりますが、最優秀賞をいただき、嬉しく思います。最初からとても難しい問題が多くて色々考えさせられることが多かったですが、自分で勉強していただけでは気づかなかった数学の楽しさを感じることができました。また、他の受賞メンバーと3年間、毎年集まれる交流の場にもなっていたので楽しみにしていました」と3年間の思い出を振り返りました。

中野さんは「初めて参加した1年生のときには微分積分のツールなども知らなかったので納得のいく解答ができませんでしたが、解説を聞くことでこういう発想もあるんだということを3年間通じて学ぶことができました。このコンクールには感謝しています」と、本コンクールに対する思いを述べました。

☆IMG_9500(堀内さんコメント).JPG ☆IMG_9477(中野さんコメント).JPG

共通教育教室の鈴木 利幸教室長からは、「数学という教科は入学試験の主要科目となっているため、ともすると出題された問題の解答を出して丸をもらうことが目標であって、そのために短時間で複雑な計算をできることが偉いと思われがちですが、数学の面白さというのは考えること自体であって、最後の答え以上にそこに至る過程に価値があります。もしも正解にたどり着けなくてもその経験は必ず次につながります」とメッセージが送られました。

☆IMG_9545.JPG

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