2015.8.26お知らせ

喜連川 優 東京大学教授が本学で講演されました

8月25日、喜連川 優 教授(国立情報学研究所所長、東京大学教授)の講演が本学香美キャンパスで行われました。
本講演には、日本の情報学研究の第一人者である同氏の講演とあって、磯部学長をはじめ多数の教職員、学生が参加しました。

 喜連川教授は、文部科学省のプロジェクトで、国立情報学研究所が開発・導入を進めている、次期学術情報ネットワーク「SINET5」の構想と、近年注目されているビッグデータについてお話され、「ビッグデータの時代」と題された部分では、「大量のデータを管理、分析する環境が構築されつつあり、これを利用して価値を創造する新たな局面に入っている」、「膨大なデータを解析することで事前に自然現象を予測し、防災につなげることもできる。従来では見えなかったことが、ビッグデータの利用によって見えるようになる。活用できる分野は計り知れない。」と、アメリカや日本で行われた研究、分析の事例を紹介されるとともに、技術的な方向性や、ビッグデータがもたらす未来について、ご教示いただきました。

 国家的プロジェクトを遂行する機関の所長であると同時に、第一線の研究者でもいらっしゃる同教授のお話とあって、多くの示唆に富んだ大変内容の濃い講演会となりました。

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