2015.9. 2お知らせ

能代宇宙イベントに、Spece.Lab部が参加しました

平成27年8月中旬、秋田県能代市で開催された 「第11回能代宇宙イベント(主催:一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム)」 に、本学 Space.Lab部 の KUT Rocket Project(KRP)の学生19人が参加しました。

 全国の宇宙開発を目指す学生が集まる日本最大規模の本イベントでは、ハイブリッドロケットの打ち上げやCanSat(マイコンやセンサなどを詰め込んだ空き缶サイズの模擬人工衛星のこと)競技が行われました。

 本学 KRPからは、CanSat競技に出場団体では最多となる4チームが挑戦しました。 

【ミッション部門】
   DPMN-ONE チーム
   Project.M チーム 
【ランバック部門】
   TOSA チーム
   KRP チーム

 ミッションの達成度とユニークさを競うミッション部門には、「GPSを使わず電波強度のみで位置情報を取得する」ミッションに挑んだ3年生チーム「DPMN-ONE」と、1年生のみで構成されたチーム「Project.M」がそれぞれ参加しました。
チーム「Project.M」はトップバッターで出場し、見事直立で着地するというミッションを達成しました。
同チームでは、女性がチームを引っ張っていたこと等から、地元メディアにも取り上げられ、会場からの注目を集めました。

 プロジェクトマネージャーをつとめた下薗 瑠奈実さん (システム工学群1年)は「今回のイベントで、人をまとめる難しさや他大学の方との技術交流の重要さを学ぶことが出来ました」と述べています。

 また、目的地までどれだけ近づけるかを競うランバック部門には、2年生チーム「TOSA」および3年生チーム「KRP」が出場しました。

 経験者不在の「TOSA」は、4か月という短い期間でローバー(自立制御型)を完成させ、競技に挑戦しました。

 競技後に行われた技術交流会や懇親会では、他大学の方々と製作した機体についての意見交換を行う等、全国の学生と交流を深めることができました。
また、16日の一般公開では、一般の方々に製作した機体を説明する等、今後の活動に繋がる良い経験ができました。

 イベント関係者の皆様、現地にてご指導等お力添えをいただいたみなさま、また、製作の際にお世話になりました ものづくり工房の管理者様に深く感謝申し上げます。

 本イベントを通して培われた技術やマネジメント能力を生かして、来年の3月に和歌山県で開催される「加太宇宙イベント」でハイブリッドロケットの打ち上げを成功させるべく、今後も頑張っていきます。

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