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2016.2. 2お知らせ
天文衛星ASTRO-Hが、いよいよ打上げ!
本学 システム工学群 高坂 達郎 准教授の技術も搭載される第26号科学衛星ASTRO-H(国際X線天文衛星) の打上げ日時が決定しました。
次世代X線天文衛星であるASTRO-Hは、これまで日本が打ち上げてきた天文衛星の中でも最大規模を誇り、非常に広い波長域において高い感度での観測が可能です。
高坂 准教授の技術は、本衛星が搭載する硬X線望遠鏡レンズ部の薄いミラーフォイル部分に使用されています。
ロケット打上げ時の高加速振動に耐えうるハウジング構造の設計は、望遠鏡性能の核となる部分であり、コンピュータシミュレーションを用いた非線形振動解析、地上における振動試験を経て、その性能が確認されています。
本衛星は従来の国内機関(JAXAや国内大学等28機関)に加え、NASAやMITをはじめとする世界中の大学・研究機関(23機関)との研究・開発が進められ、先進的な観測機器を多数搭載。銀河の中心にある巨大なブラックホール等を観測し、宇宙の構造と進化のなぞに迫っていきます。
<H-IIAロケット30号機によるX線天文衛星(ASTRO-H)の打上げについて >
予 定 日:平成28年2月12日(金)
予定時間帯:17時45分〜18時30分(日本標準時)
打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
写真は、H-IIAロケット29号機打上げ時(平成27年11月)のもの
提供: JAXA(宇宙航空研究開発機構)
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