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2016.3.14お知らせ
大谷助教の研究論文が、英化学専門誌の表紙を飾りました
環境理工学群の大谷 政孝 助教、小廣 和哉 教授の研究論文が、イギリス王立化学会(Royal Society of Chemistry)の「CrystEngComm2016」の表紙に採りあげられました。
本論文では、亜鉛とフタル酸から得られる金属-有機構造体の有機溶媒分散液を蒸発乾固すると、長さがミリメートルサイズに達するナノファイバーを形成することを見出しました。このファイバー成長には湿度が極めて重要です。高知の高温多湿な梅雨の時期に、特に長くナノファイバーが成長していたことが成長メカニズム解明のきっかけとなりました。さらに、得られたナノファイバーを空気中で加熱すると、導電性を示す無機ナノファイバーへと容易に変換できます。一連の成果は、新規ナノファイバー合成法として、また極めて大きな構造異方性を有する導電性ナノ材料として高い関心を集めています。
論文タイトル:Water-triggered macroscopic structural transformation of a metal-organic framework
論文著者 :環境理工学群 大谷 政孝 助教
小廣 和哉 教授
参考URL :「CrystEngComm2016」
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