2016.7.19お知らせ

「日本沿岸域学会 特別講演会」パネルディスカッションに学長が登壇しました

7月16日、永国寺キャンパスにおいて「日本沿岸域学会 特別講演会」が本学との共催で開催され、磯部 雅彦学長がコーディネーターとして登壇しました。

 会場には、学会関係者、自治体防災担当者、地域の方々など135名が参加し、熱心に聴講されていました。

 はじめに、(国研)港湾空港技術研究所において、東日本大震災からの復旧・復興に関し中心的に活躍された中央大学 有川 太郎 教授が「津波に対する堤防の役割と粘り強さ」と題した特別講演を行いました。

 続いて、磯部学長がコーディネータを務める「巨大津波に対する防災・減災対策を論ずる」をテーマにしたパネルディスカッションが催されました。
有川教授をはじめ、実際に被災地で調査・復旧・復興に携わった津波防災に関するスペシャリスト5名により、東日本大震災の教訓から、短期、中期、長期の視点で、津波による災害を防ぐには、減らすには、何が必要なのか、活発に議論が交わされました。

 磯部学長は最後に「防災と言うとやや消極的なイメージがあるかも知れないが、今日議論したことを考えると、私達の生活の質をより良くし、地域経済の活性化にも繋がるという積極的な意味合いも持っているはずです。短期、中期、長期に亘って、安全性を増すとともに、快適さも増していくというポジティブなところも入れながら巨大津波に備えていくことが、途中で諦めず、続けていく一つの秘訣と思います」と議論を締めくくりました。

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