2016.10.25お知らせ

防災イベント「守ろう命・学ぼう防災 in 工科大」を開催しました

学生防災ボランティア団体「KPAD」が主催する防災イベント「守ろう命・学ぼう防災 in 工科大」を10月23日、香美キャンバスで開催しました。

 本イベントは、大規模地震の発生を想定して「いのちを守る・いのちをつなぐ・防災について学ぶ」をテーマに、防災をスポーツやゲームにマッチングさせ、楽しく防災を学ぶことを目的として毎年開催しており、今年で3回目となります。

 今年も災害時の対応を身につける「防災運動会」やおにぎりを作る炊き出し訓練、放水体験、防災スタンプラリーなどが行われ、学生や地元の小中高生、地域の方々等、約40名が参加しました。

 防災運動会では、防災ワードが並ぶビンゴカードで防災の知識、用語等を学ぶことが出来る「防災ビンゴ」、災害時の避難時に起こる出来事を想定し、防災用具などを借りて競争する「障害物・借り物競走」、カーテンと2本の突っ張り棒で作った即席担架で備蓄用水のペットボトルを運ぶ「担架リレー」など、計5種目を2チーム対抗で行ない、参加者は楽しみながら防災への理解を深めました。

 また、放水体験では香美市消防団・山田分団員でもある同団体代表の上村くん、同運動会実行委員長の以西くんも加わった消防団による消火訓練が披露されました。

 参加した方々から「身近なもので担架が作れることに驚いた。普段からの防災への意識が大切ですね」、「運動会ですと、子供たちが楽しく防災に触れることが出来るので是非続けてほしい」等、貴重なご意見や感想をいただきました。

■KPADスポーツ×防災プロジェクトリーダー 防災運動会実行委員長
 以西 恭一郎くん(情報学群2年)のコメント:参加者のみなさまが楽しく参加できるかが心配でしたが、子供たちの笑顔を見て安心しました。運動会を通して、防災について何かきっかけをつかんでくれたら嬉しいです。また、参加いただいた学生たちが、将来このようなイベントを各地で開催していくことで、防災を地域で考える運動がより一層広がっていくと思います。ご参加いただいたみなさま、不安定なお天気の中、ありがとうございました。

■防災ボランティア団体 KPAD代表 
 上村 裕之くん(情報学群2年)のコメント:本運動会をきっかけに、災害は他人事ではなく、常に自分にも襲いかかる自分事であると感じてほしいと思います。香美市の場合、津波の心配はありませんが、お年寄りが多い地域であり、地震の際の避難経路、避難場所、崩れるコンクリート壁対策等、課題は沢山あります。普段から自主防災の意識を持つことが大事だと感じています。また、大学生がさらに地域防災に自主的に関わっていければと願っています。

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