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2016.10.27お知らせ
国際会議 IxAP 2016/IDHF 2016を開催しました
10月21日、本学主催の「国際会議 IxAP 2016/IDHF 2016」を開催しました。
18か国から高齢化社会とITの関わりを専門とする研究者等120名が集まり、世界中で進行している高齢化社会におけるITの活用をテーマにした議論が行われました。
はじめに、実行委員長である総合研究所 Center for Human-Engaged Computing(HECセンター)の任 向実 センター長から開会挨拶、磯部 雅彦 学長、清水 明宏 情報学群長の挨拶のあと、メルボルン大学 Frank Vetere教授より「高齢化社会における諸問題にどのような技術でどう対応すべきか」と題した基調講演が行われました。
同教授は「社会からの孤立を防ぎ社会参加を促し、人と人とのコミュニケーションを助けるインタラクション技術の発展こそ必要である」と問題提起されました。
その後のショートプレゼンでは、およそ45分間、世界各地の計算機・HCI関連分野で活躍されている12名の研究者が、各自の大学と研究グループを紹介しました。
午後からのポスターセッションでは、高齢化と情報技術に関する多くの発表がなされ、本学教員からも多くの発表があり、「高齢化とともにコンピュータはどのように発展していくべきか」といったテーマ等で、熱心に議論が交わされました。本学のHECセンターで進行中の研究を見学する時間も設けられ、そこでも活発な議論が行われました。
最後に、ブリティッシュコロンビア大学のJoanna McGrenere 教授より「Designing a self-administered cognitive test that runs through a web-browser: Myth or reality?」と題した基調講演が行われ、自分でできる認知テストのデザインに関する研究が紹介されました。
今回、多くの参加者から本会議に高評価をいただいたことと同時に、本学の研究環境、インフラ、景観について、また、高知についても高い評価をいただきました。
ご協力頂きました方々、ご参加頂きました方々、誠にありがとうございました。
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