2016.10.28お知らせ

高知県警察本部より「サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けました

 10月27日、情報学群の学生を中心とする情報ボランティア団体「CyKUT」(サイカット)が、高知県警察本部より「サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けました。

 CyKUTは、コンピュータセキュリティ・インターネットセキュリティに関する自分たちの知識・技能を高めるとともに、人々が安全、安心にサイバー空間(インターネット社会)で暮らせるように、インターネットや不正アプリに潜む危険性や正しいネット利用方法について小中学校・高等学校で講演を行うなど、勉強で得た知識を活かして社会貢献活動を行っている団体です。

 「サイバー防犯ボランティア」の委嘱は3回目で、昨年に引き続き、高知県警察本部と協力し、インターネット上の違法・有害情報のパトロール活動(サイバーパトロール)、サイバー犯罪の被害防止のための教育活動や広報活動を学校や団体で行っています。

 委嘱式には、CyKUTのメンバー6名が参加し、高知県警察本部の秋澤 淳一 生活安全部長より、代表の小寺 祐生さん(情報学群2年)に委嘱状が手渡されました。

 また、本学情報学群にも「サイバーパトロール活動」を行う「サイバーパトロールボランティア」が委嘱され、学群を代表して吉田 真一 准教授が委嘱状を受け取りました。

 委嘱にあたり秋澤部長から「サイバー犯罪は年々深刻化・複雑化し増加しています。ネット上に氾濫する違法・有害情報に迅速に対応するには皆さんの力が必要。若い感性でとらえ、少しでもおかしいのではないかと思ったら些細なことでもいいので情報を提供してほしい。数ある情報から我々が捜査をし、ひとつでも未然に防ぎ、犯罪の解決・検挙へとつなげていきたい。知識と能力をいかして協力してください」と挨拶があり、学生達はサイバー犯罪の減少に向けた活動に取り組む気持ちを新たにした様子でした。

 出席者は高知県警察の方々を前に緊張した面持ちで委嘱状を受け取った後、今のネット環境やセキュリティなどの話題になると、いくらか柔らかな表情となり今後の活動内容などについて早速打合せを行なっていました。

 この秋「CyKUT」の代表となった小寺くんは、「代表となり、本日のような表舞台に出ることとなりましたが、今年は1年生も多く入りましたので大人数をまとめ、自分も代表として自己研鑽に努めながら今まで先輩達が行なってきた活動を継続させていきたいと思います」と語ってくれました。

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