2016.11.24お知らせ

留学生がACM ISS 2016でベストペーパーアワードを受賞しました

カナダのオンタリオ州ナイアガラフォールズ市で11月6日〜9日に開催された「ACM ISS 2016 IN NIAGARA FALLS, CANADA」で、HEC研究センターの留学生 WANG Qinglongさんの論文「EV-Pen: Leveraging Electrovibration Haptic Feedback in Pen Interaction」がベストペーパーアワードを受賞しました。

 同イベントはヒューマン・コンピュータ・インタラクション (HCI)に関する国際会議で、ジャーナルまたはジャーナル以上の価値があると認められることが多く、その論文賞は同業界最高峰とも言われる名誉ある賞。
今回119編の論文の中から唯一の受賞となりました。

 中国の吉林大学からの留学生であるWANG Qinglongさんは、来日して僅か1年間で電子ペン・タブレット面上で、紙とペンのような触感を感じる新しいペン型デバイス(EV-Pen)を開発しました。
本研究成果は、自然かつ効果的なペンインタフェースの実現に向けて、紙感覚ペンを実現する道筋を示し、今後のペン技術の発展に大きく寄与することが期待されています。

 また、WANG さんは、ACM ISS 2016出席旅費の一部が助成される公益財団法人電気通信普及財団の助成金の採択も受けており、発表内容は特許申請をしております。

 本学はグローバル化を強く推進しており、正規のSSP留学生に加え、海外から様々な形で留学生を積極的に受け入れています。
その結果、様々な研究分野での新しい発明やアイデアが生まれ、研究成果はもとより、大学のプレゼンスを世界に大きくアピールしています。

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