2017.10.20イベント / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

大規模災害に備えた3キャンパス合同防災訓練を実施

10月20日に大規模災害を想定した避難訓練及び防災訓練を実施しました。

本訓練は、甚大な被害が予想される南海トラフ地震などの災害に備えて毎年定期的に実施しており、第一部の避難訓練と、第二部の災害対応訓練の2部に分けて行っています。避難訓練については、無線通信等を使用し、高知県公立大学法人の3キャンパスが、震源地、津波等の情報を共有した被災シナリオで初の合同避難訓練を行いました。

今回は「南海トラフ震源域で大きな地震が発生し、香美市では【震度6強】の揺れを観測。地震直後から太平洋沿岸部の広範囲に大津波警報が発令されている」という想定のもと訓練が実施され、第一部では、教職員だけでなく、学生、留学生の約1,000人が災害発生の合図とともに、揺れが収まるまで机の下など安全な場所に身を隠した後、指定避難場所のキャンパスグリーンとグラウンドへそれぞれ避難しました。的確な指示・誘導のもと、避難は迅速に完了し、3キャンパス間で連携を取りながら情報共有を行いました。

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第二部では地震防災計画に基づいて災害対策本部を立ち上げ、香美市消防本部、香美市役所、南国警察署と連携し、自衛消防隊による本部への情報集約や指示のもと訓練を実施しました。

火災発生場所では初期消火班が消火活動を行ったり、安全防護班と救護班が連携して重軽傷を負ったけが人の応急処置や医療機関搬送対応するなど、臨機応変な対応が求められる実際さながらの状況下で、参加者はそれぞれの役割を理解しながら行動するといった有意義な取り組みとなりました。

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本訓練は計画に沿って行っていますが、いつ起こるかわからない災害に備え、今後も本学は同訓練を継続的に行い、災害時にも迅速・的確に対応できるよう努めて参ります。

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