2026.1.27在学生・保護者 / 学生生活 / 課外活動

睦月電機とロボット倶楽部によるPLCワークショップを開催 ―学生が自作のプログラムを実機で検証―

睦月電機株式会社ご協力のもと、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)の使用を目的としたロボット倶楽部のワークショップが開催されました。

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ロボット倶楽部では、通常、マイコンを用いた制御を行っています。しかし、工場設備や産業機械の現場では、より実用的でオートメーション化を可能とするPLCが使われることがほとんどだそう。ワークショップでは、PLCを使って、ロボット倶楽部が製作した機体(2024年キャチロボバトルコンテストで優勝時のもの)を自動制御することを最終目標としました。

工業分野で広く用いられているPLCに今のうちから触れられることは、学生たちにとって将来の進路を見据えた貴重な機会です。

これは、睦月電機株式会社(本社/大阪府)よりご提案いただいたもの。同社は、香美キャンパスからほど近い、土佐山田町に工場があり、日頃からロボット倶楽部の学生たちと交流があります。ワークショップでは、PLCやセンサー、プログラムソフトの利用ライセンスの無償提供、技術的な助言をいただくなど、多大なご協力をいただきました。

ワークショップは、3回に分けて行われ、第1・2回は、同社の生産技術課の方々よりご指南いただきながら、PLC専用のプログラミング言語「ラダープログラム」のプログラミングを学び、自作プログラムのテスト試行で改善点を洗い出しました。

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最後となる第3回は、昨年12月10日に同社の土佐山田工場で開催。
谷 祐樹工場長をはじめとする土佐山田工場の社員の皆さまの前で、学生5名が、それぞれ組んできたラダープログラムを書き込んだPLCを使ってロボットを実際に動かしながら、プログラムで工夫した点やねらいを説明しました。

動作結果は、想定どおりに動いたものから、シミュレーションでは問題なかったものの実機では動作しなかったものまで、さまざまでした。その1つ1つに、社員の皆さまから、配線や信号の考え方、動作しない原因として考えられるポイントについて具体的なフィードバックがあり、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

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このワークショップを企画していただいた、睦月電機株式会社 広報企画課の夏目 地子さんは「何事も前向きにとらえてチャレンジするマインドは、社会に出たときにきっと役に立ちます。失敗してもいい。新しいことに取り組み続けることが大切だと思います。ロボット倶楽部の皆さんは、そうした学び続ける姿勢がある、自主性のある方々だと感じました。皆さんのこれからが楽しみです」と温かな笑顔で話しました。

ロボット倶楽部代表の安田 悠さん(システム工学群3年・大阪府立住吉高等学校出身)は「ロボット倶楽部では普段使用しないPLCの導入やラダープログラムの記述はとても難しかったです。ですが、それらを機体に実装するために部員それぞれが積極的に学習を行った結果、普段はプログラミングをしない部員さえもPLCの仕組みを理解してラダープログラムの記述を行うことができました。この経験を活かして、すべての部員が基板班やメカ班といった担当分野の垣根を越えて、新しい技術を導入したり、議論したりすることができれば良いなと考えています。こういった機会を設けていただいた睦月電機株式会社様に感謝しています」と話しました。

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