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2026.1.22在学生・保護者 / 学生生活 / 課外活動
野田 聡人准教授が「IEEE Consumer Communications & Networking Conference 2026」でBest Demo Awardを受賞
1月9~12日、アメリカのラスベガスで開催された「IEEE Consumer Communications & Networking Conference 2026」において、システム工学群の野田 聡人准教授がBest Demo Awardを受賞しました。
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IEEE Consumer Communications & Networking Conference(CCNC)は、IEEE(米国電気電子学会)が主催する、消費者向け通信・ネットワーク技術の研究成果を共有する国際学会です。毎年1月、ラスベガスにて、世界最大級の家電見本市「CES」と同時期に開催され、CESが最新の製品やアプリケーションを展示する場であるのに対し、CCNCはそれらを支える基礎技術(5G/6G、Wi-Fi、セキュリティ、IoTネットワーク等)の研究を発表する場です。実社会での応用(CES)と学術研究(CCNC)が密接に連携することで、次世代の家電や情報社会の基盤が生み出されています。
野田准教授は、「Demonstration of Fabric Deformation Estimation Using a Battery-Free IMU Module Array(電池不要のIMUモジュール群による布地の変形推定の実演)」というタイトルで、導電性の布を通信・給電媒体とし、電池が不要のセンサを個別の配線なしに動作させる新しいセンシング技術についてデモ発表(研究成果の装置・システムの実物を学会の場で実演する形式の発表)しました。
スマートフォンの画面回転や地図の方角検知にも使われるセンサ(IMU)を導電布でネットワーク化し実演。布上の多数のセンサがそれぞれの「傾き」を検出し、それらを統合することで布全体の形状をリアルタイムに推定します。室内に固定設置した多数のカメラによって撮影する方式とは異なる、装着感に優れたウェアラブルな次世代モーションキャプチャとしての活用が期待されます。
また、野田准教授の環境浸透型エレクトロニクス研究室から義本 卓叶さん(修士課程 電子・光工学コース2年)も同学会に参加。「Demonstration of Distributing Actuators on Conductive Textile for Whole-body Haptic Interactions(全身触覚インタラクションのための、導電性布地へのアクチュエータ分散配置の実演)」と題して、全身での触覚インタラクションに向けた、導電性の布地を用いた新しいウェアラブルシステムの研究成果を発表しました。
衣服の生地自体を通信・給電媒体とすることで、配線を必要とせず、触覚刺激を発生する振動子を衣服上の自由な位置に配置・移動可能です 。SDR(ソフトウェア無線)技術を用いてリアルタイムに振動波形を伝送できるため、個人の体格に合わせた柔軟な振動提示が可能となり、VR等での没入感向上が期待されます。

(写真:デモ発表を行う義本さん)
野田准教授は「義本さんは、惜しくも受賞を逃してしまいましたが、高く評価されていました。研究室の他の学生たちが、今回の発表内容をさらに進展させた研究をすでに進めています。学生がそれらの成果を発表して表彰されることが次の目標です」と話しました。
野田准教授の研究紹介はこちらから
→ 衣服を用いた二次元通信で、 身体表面のセンサへの給電と通信を実現!
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