2018.5.15イベント / 卒業生 / 在学生・保護者 / 地域貢献 / 学生生活 / 学群・大学院

平成30年度 物部川・仁淀川総合水防演習に参加しました

5月13日、本学の前を流れる物部川の下流にて行われた「物部川・仁淀川総合水防演習」に、本学の教職員と学生団体の「防災ボランティア団体KPAD」からあわせて20名が参加しました。

この演習は、県内での水害発生時における水防活動や水害の発生を未然に防止するための活動を目的として大規模に実施されるもので、四国の各県の持ち回りで毎年行われていますが、物部川で実施されるのは8年ぶりです。

石井 啓一 国土交通大臣、尾﨑 正直 高知県知事らが視察する中、国土交通省、高知県、県内市町村、水防団などをはじめとする災害対応にあたる諸機関とともに、台風による水害発生を想定した実践的な訓練を行いました。

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本学は、物部川流域の水防団などともに土嚢作りを担当しました。
水防において土嚢作りは「水防の第一歩」ともいわれ、地味ながら堤防強化や補修など、あらゆる水防対応の基礎となる欠かせない工程です。
作業開始時は大雨となり、慣れない作業にとまどっている様子でしたが、お互いに得たコツなどを教え合い、時間が経つにつれ効率的に作業を進めることができました。この作業を通じて土嚢作りの困難さと力を合わせることの大切さを学び、また土嚢を用いた水防工法を見学し、改めてその準備の重要性を認識できました。

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学生達はその後もロープワークを学ぶなど積極的に取り組み、非常時の対応力を高めていました。

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災害から身を守るためには、ひとりひとりの災害に対する心構えや知識が重要。そのことを忘れず今後も防災意識、技術の向上にかかわるイベントに積極的に参加していく予定です。

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