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- 「塩の道ウォークと間伐体験」を実施しました
11月4日、高知県香美市で「塩の道ウォークと間伐体験」を実施しました。
本学および本学校友会は、高知県・香美市・物部森林組合とパートナーズ協定を締結しており(現在第4期)、「高知工科大学―物部川共生の森」と名付けられた協定森林の再生に取り組む等の活動を行っています。
この活動を通して、物部川流域の環境や森林の状況を多くの方に知ってもらいたいと毎年交流事業を実施し、今年で11回目を迎えました。
今回は「塩の道ウォークと間伐体験」を開催し、学生・留学生6名、教職員とその家族9名の計15名が参加しました。
午前中は香美市物部町から香南市につながる「塩の道」の一部を、土佐塩の道保存会の皆さまの案内によりウォーキングしました。「塩の道」は⾹南市等の海岸沿いで作られた「塩」を山間部の物部地域へ運ぶために作られたかつての交易道であり、参加者は実際にその道を歩きながら歴史と文化を追体験しました。
ウォーキングの後には、地元の食材で作った塩の道弁当を食べ地域の食文化も堪能しました。
午後からは、物部森林組合の方々の指導のもと、チェーンソーを使用した間伐作業を体験しました。
ほとんどの参加者が間伐作業は初体験で、慣れないチェーンソーの扱いに苦労し、作業の難しさを体感していました。
間伐等の整備がされず暗い森の様子や、あちこちで土砂が流失している現状を目の当たりにし、間伐作業の重要性を感じていました。
本学は今後も活動を通して、環境保全意識の醸成を行い、社会・環境貢献活動や地域交流活動を続けていきます。
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