2019.7.25イベント / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 研究 / 研究者・企業

高知アイデアソン2019を開催しました

7月21日、本学永国寺キャンパスにて、高知県産学官民連携センターと共催で、高知アイデアソン※2019「ハウス園芸」を開催しました。本イベントはAIやIoTなどの最先端技術を用い、小規模であっても魅力的な全く新しい発想の「ハウス園芸」デザインを参加者全員で考える企画であり、県内の高校生、大学生、企業の方など約30名が参加しました。

午前中はチームビルディング後、香南市のやすはらFARMにて、ニラ農家ハウスのフィールドワークを行い、参加者達はニラ生産用の最新鋭設備の説明を受け、農業の実情を生産者から直接ヒアリングしました。積極的な質問が次々に飛び出し、「なぜ農業を、なぜニラを選んで始めたのか」「負荷が特に高く人手が必要な農作業は何か」「コストが低ければ利用したい設備やIT技術は何か」といった質問内容に、ニラ生産者の方はそれぞれ丁寧に答えていました。

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午後の永国寺キャンパスで行われたアイデアソンでは、各グループで時間が足りなくなるほどの白熱したディベートが行われました。最終発表では「新規就農者を増やすためのSNS等を利用した広報活動」「画像分析装置を用いた農作物の病害の診断」「会員制クラウドサービスを用いた栽培・収穫等のデータの蓄積と共有」など、各グループの特色が出たプレゼンテーションが行われました。

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参加した企業の方からは、「多様な人と意見交換ができ、自分一人では到達できない結論をチームとして出すことができました。以前はこういったイベントは都市部にしかないイメージでしたが、最近は高知県内で参加できる機会が増えており、嬉しく思います。今後もこういった機会があれば参加していきたいです」と感想をいただきました。

※アイデアソンとはアイデアとマラソンを掛け合わせた、新しいアイデアを生み出すために行われるイベントを表す造語です。

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