2019.6.28在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

日本材料科学会四国支部 優秀講演発表賞を学生が受賞しました

6月22日、愛媛県新居浜市のリーガロイヤルホテル新居浜で、「令和元年度日本材料科学会四国支部第28回講演大会」が開催され、和田 太門さん(大学院修士課程 マテリアル工学コース 1年)の研究発表が優秀講演発表賞を受賞しました。

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四国の企業・大学・高専の研究者らの前で和田さんは「Bi系゛1-2-1-2゛型銅酸化物の合成と評価」との研究テーマで、固相反応法による同物質の合成と元素置換効果、および、電気抵抗率の温度依存性※1の評価についての研究成果を発表しました。 審査の結果、和田さんの発表は、態度、内容ともに大変優秀であると評価され、最高賞である優秀講演発表賞を受賞しました。

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受賞を受け、和田さんは「この度は、優秀講演発表賞をいただき、たいへん光栄に思います。指導いただきました前田 敏彦 教授及び同研究室の仲間には心から感謝しています。今後は組成の超伝導化※2を目標とし、しっかりと研究の発展に取り組んでいきたいと思います」と、受賞の感想と今後の抱負を語ってくれました。

※1 物質の電気的性質を特徴づける重要な指標の一つである

※2 超伝導とは低温で電気抵抗がゼロになる現象であり、リニアモーターカーやMRI等に用いられる超伝導電磁石に応用されている

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