2022.3.23在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究

IoP連携プログラム初の修了生を輩出

本学から、IoP連携プログラム(大学院特別プログラム)初の修了生2名を輩出しました。
本プログラムは、高知県を中心とする産学官連携によるIoP※プロジェクト(高知県ネクスト次世代型施設園芸農業推進事業)における人材育成プログラムのひとつであり、令和2年度から開講しています。

高知大学、高知工科大学、高知県立大学の高知県内高等教育機関の連携のもと、最先端施設園芸に関わる農学・情報学・健康栄養学の理論と技術を総合的に学び、ネクスト次世代施設園芸産業の諸分野における、生産、技術開発、教育研究、普及指導等で活躍できるリーダーおよび起業家を育成することをめざしています。

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修了生である、窪田 伊織さん(大学院修士課程情報学コース 2年)は「IoPプログラムに参加し、次世代の農業を支える新しい農業ICTの可能性を感じることができました。高知県が生産量1位であるショウガをテーマとした研究に携われたことや、研究発表で他大学の学生と視点の違う意見交換をできたことは、とても良い刺激になりました」、大平 合さん(大学院修士課程情報学コース 2年)は「IoPプログラムの講義や研究を通して農業分野の課題を知り、IT技術を用いてそれらの課題を解決していくために求められていることを学びました。IoPの発展に携わることができ、貴重な経験となりました」と語りました。

今後も、本学は基本理念である「来るべき社会に活躍できる人材の育成」の具現化をめざし、産学官民のさらなる連携を推進してまいります。

※IoPとはInternet of Plantsの略、植物のインターネットのことです。
施設園芸の生産現場で天候の環境情報に加えて植物の生育情報(光合成、作物の成長)や収量、収穫時期や農作業などの情報を計測し、植物の情報の「見える化」を図ります。

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