2022.4.28在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 学群・大学院 / 課外活動

北村 光希さんがカヌースラローム日本代表選手選考大会で13位

4月15日~17日の3日間、カヌー・スラロームセンター(東京都)で開催された令和4年度カヌースラローム日本代表選手選考大会で、北村 光希さん(システム工学群 2年・高知県立高知西高等学校出身)が、カヤックシングルの部で13位(106.91秒)の成績をおさめました。

カヌースラロームとは、全長250~400mのコースに設置された18~25個のゲートを、スタート地点から決められた順番に通過しながら下る時間を競う競技で、ゲートに接触したか、非通過のゲートが有るか否かによる減点ポイントと所要時間が計算され順位が争われます。

★IMG_0318.jpeg ★IMG_0315.jpeg
(提供撮影者:戸田 英樹氏)

北村さんは高校時代にジュニアのナショナルチームに選出されるなどの実績があり、体の動きの俊敏性やウエイトトレーニングで鍛えたパワーが持ち味の選手です。2020年8月には東京オリンピックの代表事前合宿で、代表選手のトレーニングパートナーを務めるなど、貴重な経験を積み、それを糧として大きく成長してきました。

北村さんは指導者のいない中、動画教材等を参考に自ら練習メニューを考案し、自身の映像を撮影・比較して課題を抽出するなど、日々の練習を工夫して行うことでテクニックの向上を図ってきました。昨シーズン終了後からは、メンタルトレーニングも独学で学び、自分の考え方をポジティブに変えるために、自分に何が起こっているのか、本当はどうなりたいのか、自分にできることは何なのかを常に意識し、レースでも目の前のことに集中できる力を養ってきたことが、今回の13位という結果につながりました。

北村さんは試合を振り返り「今シーズン初レースでもあり、「ナショナルチーム」および「U23日本代表」が決まる大会なのでとても緊張しました。結果に満足はしていせんが、メンタルトレーニングを積んできたからこその気づきもあり、次の大会に向けてモチベーションが上がっています。オフシーズンの6カ月の練習成果を90秒のレースで無意識的に発揮することは容易ではありませんが、戦略を練る楽しみも感じています。目標は2024年のパリオリンピックに高知県出身者として初のカヌー競技代表で出場することです。それと同時に、マイナースポーツであるカヌーの魅力を多くの人に伝えていきたいです」と語りました。

北村さんは、5月14日~5月15日に旭川特設カヌー競技場(岡山県)で開催される「2022カヌー ワイルドウォーター ジャパンカップ 第2戦」に出場予定です。

今後も引き続きご声援をよろしくお願いします。

RELATED POST

関連記事