2022.9.29在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 課外活動

山崎 佳蓮さんが飛び込みの日本選手権で4位、日本学生選手権では2種目で表彰台入り

山崎 佳蓮さん(経済・マネジメント学群 1年・高知市立高知商業高等学校出身)が、8月5日~7日の3日間、日環アリーナ栃木屋内水泳場(栃木県)で開催された飛び込みの日本選手権において、女子高飛び込みで296.85点をマークし4位入賞を果たしました。また、9月3日~4日の2日間、丸善インテック大阪プール(大阪府)で開催された飛び込みの日本学生選手権では、女子高飛び込みで305.80点をマークし3位、女子3メートル板飛び込みでも266.90点で3位の成績を収め、2種目で表彰台入りを果たしました。

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(日本学生選手権の演技と受賞風景)

飛込競技は、水泳競技の一種で、1メートルまたは3メートルの高さの飛び板からその弾力性を利用して跳ね上がって飛び込む飛板飛び込みと、5メートル・7.5メートル・10メートルの飛び込み台から飛び込む高飛び込みの2種目があります。わずか2秒弱の演技の中で、回転数や方向、ひねりの有無などによる難易度と、入水時の水しぶきの少なさなどの出来栄え点で得点が決まる競技です。

山崎さんは、2019年の全国高校総体の高飛び込みで優勝、2021年の飛び込み日本選手権では自己最高記録の317点で準優勝、本年度の関西選手権では、高飛び込みで優勝、3メートルの板飛び込みでも3位に入賞するなどの実績があります。9歳の頃から高知スイミングクラブに所属し、現在も瓶子 勇治郎コーチの下で週6日の練習に励んでいます。冬場はトランポリンや陸上盤を使用して宙返りなどの空中での演技を、夏場はプールでの飛び込み練習を行い、難易率の高い207C(後ろ宙返り3回半抱え型)を得意技とするため腕を磨いています。

大会を振り返り山崎さんは、「2つの大会を終えて『もっと上手くなりたい』と思いました。日本選手権は、ナショナルチームの選考も兼ねた大会だったので緊張していましたが、温めてきた「後ろ宙返り3回半抱え型」(207C)を決勝で決めることができました。大きな失敗がなかったことは満足していますが、ナショナルチーム入りをめざしていたので2位に入れず悔しかったです。来年の日本選手権では、予選でも決勝と同じ演技ができるよう練習に励み、日本のトップレベルに仲間入りしたいです。初めて出場した日本学生選手権は、大きく思い切りのいい演技ができました。目標としていた2種目での表彰台入りを果たすことができ嬉しかったです。高校時代とは違い、学業と練習の両立は大変ですが、限られた練習時間内で効率よく成果をだせるよう、一本一本を集中して飛ぶよう意識しています。国体では、高飛び込み3位入賞をめざして頑張ります」と力強く語りました。

世界での活躍をめざす山崎選手に引き続きご声援をよろしくお願いします。

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