2022.10.25在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 課外活動

山崎 佳蓮さんが国体の高飛び込み、飛板飛び込み2種目で入賞

9月13日~15日の3日間、日環アリーナ栃木屋内水泳場(栃木県)で、第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」会期前競技の飛び込みが行われ、山崎 佳蓮さん(経済・マネジメント学群 1年・高知市立高知商業高等学校出身)が、成年女子高飛び込みで261.40点をマークし5位、成年女子飛板飛び込みでは263.60点で6入賞を果たしました。

★★★A10BFD80-AF69-4088-ACC6-973C3575392C.jpg ★演技スライド1.jpg

飛込競技は、水泳競技の一種で、1メートルまたは3メートルの高さの飛び板からその弾力性を利用して跳ね上がって飛び込む飛板飛び込みと、5メートル・7.5メートル・10メートルの飛び込み台から飛び込む高飛び込みの2種目があります。わずか2秒弱の演技の中で、回転数や方向、ひねりの有無などによる難易度と、入水時の水しぶきの少なさなどの出来栄え点で得点が決まる競技です。

山崎さんは、2019年の全国高校総体の高飛び込みで優勝、2021年の飛び込み日本選手権では自己最高記録の317点で準優勝、本年度の日本選手権では、高飛び込みで4位に入賞するなど、飛び込み競技の日本を代表する選手の一人です9歳の頃から高知スイミングクラブに所属し、現在も瓶子 勇治郎コーチの下で週6日の練習に励んでいます。冬場はトランポリンや陸上盤を使用して宙返りなどの空中での演技を、夏場はプールでの飛び込み練習を行い、難易率の高い207C(後ろ宙返り3回半抱え型)を得意技とするため腕を磨いています。

大会を振り返り山崎さんは、「演技の安定性など自分の未熟さを痛感した大会でした。大会初日に行われた高飛び込みでは、決めようとしすぎて力が入り、後ろ宙返り3回半抱え型を大失敗、現地入りしてから宙返りの感覚を調整する時間が足りなかったことを悔やんでいます。2日後に行われた飛板飛び込みは、気持ちを切り替えて挑んだこともあり、4本目までは3位につけるほど絶好調で演技をすることができました。助走で板の先端に入って、板を使って踏み込んで入水することができ、日頃の練習成果を実感することができました。国体は今シーズン最後の大会で、久しぶりに観客も入っていて応援があったので、とても楽しく演技できました。今シーズンは納得のいく結果を残せませんでしたが、2023年からはパリ五輪の出場権争いが本格化します。オフシーズンの基礎練習をしっかりこなして、力戦奮闘で挑みます」と決意を語りました。

世界での活躍をめざす山崎選手に引き続きご声援をよろしくお願いします。

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