2023.8.29お知らせ / 地域・一般

救護研修会を開催しました

7月31日・8月8日・23日に香美キャンパス、8月28日に永国寺キャンパスで、教職員向け救護研修会を開催し、AED(自動体外式除細動器)を使った救急法などを学びました。

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本学では、災害を含む緊急時に迅速かつ的確に対応できるよう、避難訓練、大規模地震発生を想定した机上訓練などを定期的に行い、防災体制の強化に努めています。今回の救護研修会もその一環として企画され、80名の教職員が参加しました。

意識を失っている人を発見したところから研修はスタートし、日本赤十字社の講師の方の指導を受けながら、けが人への声かけ等による状態の確認、119番通報とAEDの手配要請、胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使用などを2人1組で実践、長時間の胸骨圧迫の大変さを身をもって感じていました。また、三角巾を使った怪我の止血、包帯法では、三角巾の包帯の折り方、患部に負担が少ない巻き方や結び方などを学びました。

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教職員からは「AEDパッドを貼る位置が怪我をしていたら、どこに貼るのが適切か?」「女性の方への配慮として、パッドをはった上から布などをかぶせても良いか?」といった質問や、「研修を受けていなかったら、とっさの出来事にも対応できず立ち尽くしていたかもしれません。今回、実践で学んだことを活かし、いざという時には一歩ふみだして行動したいと思います」といった感想が聞かれました。

大半の教職員がこれまでの復習として取り組みましたが、うまくできない場面もあり、講師に再確認するなど、日頃の準備の重要性や平常時の意識の大切さを再確認する機会となりました。



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