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- 北村 光希さんがカヌースラロームU23日本代表に選出されました
北村 光希さん(システム工学群 4年/高知県立高知西高等学校出身)が、昨シーズンに続き、カヌースラローム2025年度U23日本代表に選出されました。
(写真提供:戸田 英樹氏)
カヌースラロームは、最長400mの激流を下りながら、ゲートを通過する技術とタイムを競う競技。
4月25日から27日にかけて東京都で行われた「日本代表選手選考大会」では、北村さんは、23歳以下では2番手となるポイントを獲得し、カヌースラローム(男子カヤック)U23日本代表の内定を獲得しました。
初めてU23日本代表に選ばれた昨シーズンは、世界のトップ選手とともに難易度の高いコースで腕を磨いたことで、技術面、メンタル面ともに大きな成長を感じたという北村さん。4月の選考大会では、課題であったミスも減り、安定したレースができたと一定の手応えを感じたといいます。
(写真提供:戸田 英樹氏)
ただし、シニアの選手も含めた国内全体でのランキングは、現在6位。シニアのトップの選手とは、タイムではまだ7秒ほどの差があります。目標である2028年のロサンゼルスオリンピックに出場できるのは、カヌースラローム(男子カヤック)種目では、日本からただ1人。
その1枠を勝ち取るため、北村さんは9月まで休学し、まずは7月にフランスで行われる「U23世界選手権」に照準を合わせ、5月下旬から約2か月間に及ぶヨーロッパ遠征でさらなるレベルアップをはかりたいと考えているそうです。
自身2度目の出場となる「U23世界選手権」に向けて、北村さんは「昨年度の経験から世界での闘い方を理解してきました。2回目の出場となるU23世界選手権では日本でのトレーニングの成果をぶつけてきたいと思います」と意気込みを語りました。
(写真提供:浦橋 一氏)
北村さんは、カヌーがオフシーズンとなる今年10月に復学予定。卒業論文では自身の体験も踏まえ、芝田 京子教授のもと腹圧と体幹の関係性を解析し、カヌー操作にも還元できるような研究を行いたいと考えているそうです。
今後も、引き続きのご声援をよろしくお願いします。
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