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- ジョン・インヒョク助教が日本デジタルゲーム学会「若手奨励賞」を受賞
総合研究所 脳コミュニケーションセンターのジョン・インヒョク(JEONG Inhyeok /鄭 仁赫)助教が、日本デジタルゲーム学会の「2025年度 若手奨励賞」を受賞しました。

本賞は、デジタルゲームに関する理論又は応用につき優れた研究を行ったと認められる、原則として40歳未満の研究者に贈られるものです。
今回の受賞では、以下の成果が高く評価されました。
- 受賞理由 【推薦者:中澤 公孝教授(東京大学大学院 総合文化研究科)】
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Jeong Inhyeok氏は、2022年からビデオゲームをスポーツ競技として捉えたeスポーツに関して幅広い視点から研究を進めている。特に、eスポーツ熟練者が持つ高い視線制御能力を解明する他、注意力に関連する脳活動が活発であることを明らかにした。また、視線の動きと脳活動に着目したトレーニングを実施し、eスポーツプレイヤーの競技力を向上させることに成功している。このようなeスポーツに関する知見は、eスポーツプレイヤーの健全な活動に役立つ他、高齢者や脳機能障害を有する人の認知系トレーニングやリハビリテーション分野の実装につながることが期待される。
また、研究成果を学術誌にて発表するだけでなく、活発な社会貢献活動を行っている。2022年所沢市役所で開かれた『eスポーツパネル展示会』での高齢者や小学生を対象としたポスター発表や2024年日本eスポーツ連合愛知支部が主催する研究会での発表を行い、自分の研究成果を一般に広く伝えている。
本学会においても2024年度の研究発表をはじめ、2件のライトニングトークでの発表を行っている。以上から、鄭仁赫氏はデジタルゲームおよびeスポーツ分野の発展に大いに貢献してきた研究者であると判断し、ここに推薦する次第である。
受賞コメント
大学院生の頃から参加している学会で若手奨励賞を受賞することができ、大変光栄に思っております。今回の受賞に関連する研究を始めた当時には、誰も注目していなかった小さな研究テーマでした。現在は日本と世界が注目する大きな研究領域として発展しており、eスポーツ研究を新しい研究分野として開拓していく中で大きな責任を感じております。今後も引き続きeスポーツに関する研究を行いつつ、eスポーツ未経験者及び高齢者への応用策の開発にも取り組んで参ります。

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