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STEAM人材共創センター
コロナ禍を経験し、世界観が大きく変化したポストコロナ時代に社会が求める人材とは、「物事の本質を見極める力」、「新しい切り口で発想する力」、そして「人間を大切にする力」を持つ人材です。そのためには、答えのない課題に立ち向かう「探究力」や、新しい時代を切り拓く「好奇心」を幼少期から培い、これらを基盤に「自己決定力」を身につけることが必要です。
これを可能にする教育の一つとして、文系・理系といった枠を超えて考える力や問題解決力を育む教科横断的なSTEAM(科学・技術・英語・リベラルアーツ・数学)教育が挙げられます。 本センターでは、先端科学、企業統治理論、会計学、経営理論などを専門とする教員が中心となり、未来を担う若者が輝き、チャレンジし、起業し、活躍できるSTEAM人材育成を目指します。
小中学生に対しては、本学が独自に実施するBluebird訪問教育を通じ、最先端の科学技術に触れる機会を提供することで、児童・生徒の学習意欲を刺激することを目的とします。また、JST次世代人材育成事業「女子中高生の理系進路選択プログラム」にも参加しています。高校生に関しては、「総合的な学習(探究)の時間」を本学教員の専門的な視点から支援します。さらに、地方である高知に住む高校生が世界の超一流研究者による講演を対面で聴き直接意見交換できる、貴重な機会を提供します。このように知の頂点に触れることで、生徒自らが高い知を目指すきっかけとなることを期待しています。さらに、専門的な立場から起業を目指す学生・社会人を強力にサポートします。
これらの活動を通じて、新しい時代を担う人材、内外の急激な変化や異質な存在を積極的に受け入れる力を持つ多様な人物を輩出し、その挑戦と活躍を後押しします。また、STEAMを構成する各分野が複雑に関係する現代社会を生きる市民の育成を目指します。