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2016.4.13お知らせ
脳コミュニケーション研究センターが「指先刺激の時間順序を左脳が判断」していることを新発見!
脳コミュニケーション研究センターの門田 宏 准教授、松崎 梢 特別客員研究員、静岡大学の宮崎 真 教授 (本学 客員教授)らの研究チームが、「時間的な『順序』判断に、からだの動きをつかさどる脳領域が関与」 することを発見。 本研究成果は、英国のNature Publishing Group の刊行するオンライン科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。
本研究では、両手の指先に与えた時間差の刺激に対する判断を行う実験を行い、MRI(磁気共鳴画像装置)を用いて脳の血液の流れを調べました。その結果、左脳にある運動をつかさどる部分に、特に多くの血液が流れ込んでいることが分かり、この部分が刺激の順番の判断に関わっていることが初めて明らかになりました。 研究成果について、門田准教授は「ケガなどで体を動かすことができないと、運動をつかさどる脳の機能も低下するおそれがあるが、指先に時間差で刺激を与える訓練を繰り返すことで、運動に関する脳の機能を維持することができる可能性がある」と述べています。
本研究センターでは、ケガなどで手足を動かすことができない場合のリハビリに応用できる可能性があると考えています。
本内容は、地域のニュースでもとりあげられました。
NHK総合
4月11日(月)
18:10〜「こうちいちばん」
20:45〜「ニュース845こうち」
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